あれもこれもハラスメント:
「部下に仕事を指示したら『私の仕事ではありません。それってパワハラですよ』と言われてから、何も言えなくなってしまいました」――このように相談してきたのは中小企業の営業部長の藤川さん(仮名、40歳男性)でした。
パワハラ=体育会系だけではない:
「舌打ちされたことがショックで1日中仕事になりませんでした」――こう話すのは、中堅メーカーの総務部に勤める黒川さん(仮名、22歳女性)です。黒川さんは大学を卒業後、新卒として現在の会社へ就職しました。
49歳男性の例から考える:
「これだけ仕事を減らしたのになんで残業時間が変わらないんだ?」――狐につままれたかのようにつぶやいたのは、4月に総務部長に就任した木根さん(仮名、49歳男性)です。就任後最初の課題として取り組んだのは、部下の町本さん(仮名、32歳男性)の残業時間の削減でした。就任後にいろいろと試みたものの、思ったほどの効果が上がらずお手上げ状態になってしまったそうです。
蔓延る“義務的チームワーク”:
「何かと“チームワーク”といわれるので帰りづらいです」――こう話すのは、あるベンチャー企業に勤める松本さん(仮名、23歳男性)。松本さんの会社の社長は何かにつけてチームワークを重視しており、職場の雰囲気として“帰りづらい”が蔓延しているそうです。
プロが解説:
「残業しただけなのに怒られるなんて思ってもみなかったです」――納得がいかないと愚痴をこぼすのは、とある出版社で営業をしている佐藤さん(仮名、30歳男性)です。
マネジャーの悩み:
「違うことがやりたいです」──。面談などで役割を伝えると、部下がそんな風に渋ってしまう。マネジャーとしてそんな場面に直面することもあるかもしれません。部下に「いま、これをやってほしい」ということを伝え、納得してもらうには、どんなことを意識すべきでしょうか。
マネジャーの悩み:
「前からやっているから」──。新任マネジャーの中には、そういう風に思考停止をしてしまい、前任者から引き継いだ前例や習慣を疑うことなく続けている人もいるのでは。「変えるべきでは?」と考えたり、改善点に気付いたりするコツはあるのでしょうか。
ブラック社長は4種類:
「オレはこの国の未来を輝かせたい」。出版関係の会社を経営するA社長は、この目的を達成するために本気で考え、本気で行動しています。A社長自身の理念を会社の理念とし、社員に対し熱く語ることで想いを浸透させてきました。長時間労働も、深夜残業も、休日労働も、激しい叱責も「すべては”日本の輝く未来のために”避けては通れない」という幻想を抱き、それをすべての社員が受け入れていると思いこんでいました。
マネジャーの悩み:
マネジャーのよくある悩みの1つは、自身の仕事の間に入る「割り込み」。部下からは「どうすればいいですか?」、上司からは「これを急ぎでやっておいて」というように、割り込みが半端なく多く、対応に追われている人もいるのでは。自分のタスクが後回しになりがちなマネジャーがタスクをさばくコツとは?
マネジャーの悩み:
メンバーが自分の顔色ばかりを伺ってきて、あまり提言・提案をしてくれない──。そんな悩みを抱えるマネジャーもいるのでは? 部門をけん引するマネジャーとして、自分の考えに自信を持ち、示すことも重要ですが……そのままの状態を放置しても大丈夫なのでしょうか?
長時間労働の是正:
「働き方改革」がメディアに登場することが多くなるにつれ、長時間労働の是正に本腰を入れ始める会社が増えていきました。それと同時に、人材を確保するためには、働く環境の改善に取り組まざるを得なくなったことも大きな要因でした。時短に向けた取り組みは各社さまざまです。その一方で、「時短はしたいが特にアイディアがない」なんていう会社があるのも事実です。そんな会社ではこんなことが起こっています。
4つの事項:
「どうせ罰則ないならほっとけばいいでしょ?」。法律を考えるとき、何かと罰則の有無で判断する経営者が少なからずいるようです。果たして、令和の時代にそれは通用するのでしょうか。
なぜ?:
なぜ、勤務間インターバルは“大きなお世話”な制度になってしまうのでしょうか。勤務インターバルとは何か、運用方法と合わせて解説します。