仕事のデータをバックアップするのは基本。しかし毎日バックアップするのは難しい人も多いだろう。HDD診断ソフトを使って故障前にバックアップしよう。
定期的にPCのデータをバックアップするのが難しいという人は、HDDの異常を前もって知ることができるソフトを活用してバックアップの目安にするのが賢い方法だ。今回用意したソフトは「ファイナルハードディスク診断2006」。シェアソフトだが試用期間があるので気軽に使ってみてほしい。
ファイナルハードディスク診断2006は「寿命」の表示に注目だ。ソフトのインストール時にHDDの使用開始日を入力。寿命を「何年何月何日」まで予測する。「予測診断」を選択すると、HDDの状態がどのように変化していくのかをグラフにする。目安である「しきい値」と、現在の測定値を比較し大きな差がある場合は注意しよう。
複数のHDDがある場合は、それぞれの寿命がわかるのも利点だ。さらに「オプション」でHDDの「限界温度」を自分で設定でき、それを越えるとPCを自動的に「シャットダウン」「スタンバイ」や「休止状態」にすることも可能だ。
タスクアイコンではHDDの温度も表示している。温度が上昇するとアイコンの色が変化し、アラームを鳴らして危険を知らせる。診断ソフトは注意や警告の基準がそれぞれ違うから、ソフトによって異なる診断結果が出ることもある。複数常駐させてみるのもひとつの方法だ。
■本日のレシピ
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | ファイナルハードディスク診断2006 |
対応プラットフォーム | Windows 98以降 |
提供元 | AOSテクノロジー |
価格 | 5040円(14日間の無料試用期間付) |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.