ノートPCまわりの電源を効率的に使う3分LifeHacking

オフィスで自分が使えるコンセント数は何かと限られている。ノートPCで周辺機器を使いたくても、コンセント口が足りず使えない場合も多い。そんな場合に便利なアイテムが「メネガレット」だ。

» 2006年08月04日 13時59分 公開
[kizuki,ITmedia]
メネガレット本体。ありそうでなかった製品だ

 オフィスでノートPCを利用する際、利用者の多くは、机の背面や足元のコンセント口から電源を取っているはず。

 ここでよく問題になるのは、USB HDDやセルフパワーのUSBハブなど、電源が必要な周辺機器を一時的に利用する際、どこから電源を取るか――である。オフィスで個人に割り当てられているコンセントの数は限られているし、仮にコンセント口に余裕があったとしても、ちょっと使いたいだけなのに、わざわざ机の下まで潜り込んでコンセントをつなぐのは面倒だ。

 別途OAタップを用意し、コンセント口を机上まで引っ張り出す方法もあるが、これだと逆に電源ケーブルの長さが余ってしまい、あまりスマートではない。もともと机上にコンセント口があるという場合も、やたらと分岐させるといわゆる「タコ足」状態になってしまう上、うっかり他人が使っている電源ケーブルを抜く事故にもつながりかねない。


メネガレットは「Moenegallet」と書く。俗に言うメガネ型プラグを接続するわけだが、メガネではなく「メネガ」である。語源が気になる人はメーカーサイトを参照されたい

 そんな時に便利な製品がある。ノートPCのACケーブルに増設できるマルチコンセント「メネガレット」だ。この製品を利用すれば、ノートPCのACアダプタを途中から分岐させ、新たに2つのコンセントが利用できるようになるのだ。USBハブやUSBハードディスクなどをここにつなげれば、わざわざ電源を取るために机の下に潜ったり、OAタップを増設しなくても済むというわけである。

 オフィスユースに限らず、ACアダプタを持ち運ぶ際は、このメネガレットを装着したままにしておくと、何かと役に立つことが多い。コンセント口が少ない会議室で同僚と電源を奪い合う必要もないし、先のUSB HDDやUSBハブも、持ち歩いた先で同じように利用できる。

 ほかにも、出張先のビジネスホテルであれば、携帯電話充電用のケーブルなどと共用することも可能だ。幅広い活用方法を持つ本製品、ノートPCの利用者は、ぜひいちどはこの便利さを体験してみてほしい。


これまで直結していたメガネケーブルは右側面に接続し、正面と左側面のコンセントを増設用として利用する。

本日のレシピ
製品名 メネガレット(MNG11)
URL http://www.rakuten.co.jp/moons/757210/
実売価格 1970円
発売元 ムーンズ

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