Webページの記事を素早くスクラップする3分LifeHacking

インターネット上で見つけた記事の一部や思いついたアイディアをサクサク保存できるソフトを紹介しよう。

» 2006年08月07日 12時14分 公開
[小林誠,ITmedia]
「紙copi Lite」を開いた最初の状態。1日中このままいつでもメモを取れる状態にしておくと便利だ。個人的にはウィンドウの大きさは、このままのサイズが使い勝手が良かった

 ネットで仕事に役立ちそうな記事を見つけたら、「お気に入り」に登録したり記事本文をコピーしてメモ帳に貼っておいたりする。しかし量が増えると目的の記事を探すだけで手間だ。

 ここで考えてほしいのが新聞のスクラップ。仕事に役立ちそうな新聞記事を見つけたらハサミで切り抜いてスクラップしている人は多いだろう。ファイルをジャンル別に分けてそこに記事を入れておくだけだが、量が増えても比較的簡単に必要な記事を見つけられる。

 この新聞記事をスクラップする感覚で、ネットの記事をHDDに保存できるのがフリーソフトの「紙copi Lite」だ。画面を見ればわかるように左に各記事の見出しが並び、右に本文という形。

 保存の手順は、まず記事をコピペ。紙copi Liteを起動して、コピーした記事を貼る――で終了だ。記事を貼った時点で文書が保存されるため、ソフトを終了しても大丈夫。記事の見出しは文書の1行目が自動的に設定される。さらに別の記事を貼るときは「N」ボタンを押すと、新たなページが現れるのでここに貼る。この繰り返しだけでも、メモ帳を使うより、快適に記事を収集・保存できる。

 保存している記事の量が増えても、見出しを見ていけばすぐに目的の記事を探せることも特長だ。記事は日付順に並べることもできる。右クリックメニューに「マーカで塗る」があるので、文中で特に気になった部分に色を付けられる。さらに「探」ボタンを押せば保存情報のキーワード検索も可能だ。

 ジャンル別に記事を分けて保存したい人は「箱」と呼ばれるフォルダを作ればいい。このほか、仕事中に思いついたアイディアをサッと入力して「ネタ帳」として使っても便利だ。


記事を書いたり、貼付けると1行目が見出し。「名前の変更」や「使い方」もメニューにあるが、直感的に使えるほどメニュー項目名などもシンプル
フォルダ代わりの「箱」を作り、ジャンル別に分けられる。文中でチェックしたいところはマーカーを塗る。重要度の高いものや色で記事を分けてもいい

本日のレシピ

名称 紙copi Lite
提供元 ユミルリンク
価格 無料(有料版も提供)

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