上司の「ローマ字の入力方法おしえて」攻撃を回避する3分LifeHacking

調べればすぐに分かることをいちいち質問してくる上司は、どこの職場にもいる。「ローマ字の入力方法に関する質問」を例に、それらを回避する方法を考えてみよう。

» 2006年08月14日 14時19分 公開
[kizuki,ITmedia]
ローマ字早見表マウスパッド。各社から似たコンセプトの製品が発売されている

 読者諸兄の職場に、やたらとローマ字入力の方法を聞いてくる上司はいないだろうか。普段あまり入力しない「ぢゅ」とか「どぉ」とかを入力する時は確かに聞きたくなるものだが、調べればすぐにわかることだったりする。自分では調べようとせず、また何度教えてもメモを取ることもなく、日が変わるとまた同じ質問を繰り返すオヤジは、ITからやや距離のある業種を中心に、多くの職場に生息しているものである。

 こういった「分からないことは調べなくても誰かに質問すればいい」と考えている人々は、他人への質問をコミュニケーションの一部と勘違いしていることが多く、教える側の時間ロスや、集中している時に話し掛けられることによる思考停止といった障害をまるで認識していない。これが同僚ならやんわりと注意すれば済む場合もあるが、上司であれば邪険にするわけにも行かず、いささかタチが悪いと言えよう。

 ではどうするか――。前述のようにローマ字入力の方法をやたらと尋ねてくるのであれば、市販の「ローマ字入力マウスパッド」を押し付けてしまうのはどうだろう。PCアクセサリの売場によく足を運ぶユーザーにとっては見慣れたアイテムだが、こういった場面では意外な効果を発揮するものだ。この方法で質問攻撃を食い止めることに成功した知人もいる。

 同じように質問攻撃にうんざりしている同僚が周りにいるのであれば、ちょっとずつお金を出し合って買うのもいいだろう。「知人からもらったけど自分には不要なので進呈します」という形にすれば、相手が嫌味に思うことを回避できるかもしれない。また、社会人として、そのあたりのケアだけは欠かさないようにしたい。

 今回はたまたまローマ字の入力方法を例に出したが、他の事例についても、こうしてひとつずつつぶしていくとよいかもしれない。もっとも、こうしたリテラシーに問題のある人々には、直接回答を与えるのではなく、自分で調べる重要性を認識させることのほうが本質的により重要だったりする。これらに効果のあるLifeHackをご存知の方は、ぜひこちらからご一報いただきたい。

今回紹介したエレコム製は、マウスパッドと同じ内容のスタンド式早見表が付属しているので、1つ買うと2枚分の早見表が手に入りおトクだ
ローマ字一覧のほか、キーボードショートカットを記したマウスパッドもある。こちらも質問攻撃をブロックするのに使えるかもしれない

本日のレシピ
製品型番 MP-067シリーズ
発売元 エレコム
実売価格 525円〜
URL http://www2.elecom.co.jp/accessory/mousepad/mp-067/index.asp

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