「まずはノート」買いました?Biz.ID Weekly Top10

春といえば新年度に使う新しいビジネスグッズ。春といえば異動と新人。新人の皆さんはもちろん、新年度となるのを機に、自分のビジネススタイルに“ノート”を取る習慣を足してみてはいかがでしょう。

» 2007年04月03日 23時15分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 桜咲く4月になりました。日本の多くの会社では新年度が始まり、入学、そして新入社員の季節です。新たにビジネスパーソンとなる皆様はもちろん、新人を迎える部署の皆さんも、彼らの見本となるよう気を引き締めて過ごしていることでしょう。そんな春に改めて揃えたいのが、ノートやペンといったビジネスグッズです。

 先週のBiz.IDアクセスランキングでは、アイデアマラソン手帳の樋口健夫氏による連載“新人諸君に告ぐ”の第1回が、3位にランクインしました。アナログがデジタルか? という議論はともかく、筆者も“紙のノート”派です。持ち歩くときに邪魔だったり、開いて両面を1枚の面として使うことがあるので、リングノートやファイルノートではなく、コクヨのB6サイズノート4号がお気に入りです。

 使い方としては記事のとおり、ひたすら書き込みます。取材でも会議でも、議事録としてはもちろん、相手に図解するときに自分のノートに書き込むと互いの理解が深まります。受けた電話のメモも同じノートに書くようにしているので、“ここを見ればすべて書いてある”という安心感も強み。さらに時系列で書いていくため、実は案外昔書いた内容も見つけやすいものなのです。ちょっとした工夫としては、ミーティングや取材などのタイトルを書く横に、年月日を記入しておくことをお勧めします。

 さて、新人が学ばなければいけないことは、一見たくさんあるように思えますが、本当にこの時期に身につけてほしいことはわずかです。電話を誰よりも速く取るとか、名刺の出し方とか、そうしたマナーはもちろんなのですが、業務日誌や議事録を依頼されなくても自主的に取る習慣は意外に後から役に立ちます。

 社内の会議から始まり、のちのちはそれが、対外的な交渉の場で議事録を作成し、議論やプロジェクトをリードすることにつながるからです。このあたりの詳細も、順次連載で明らかになっていくでしょう。新人の皆さんも、新人のティーチャー役の方々も、さらに新人を受け入れる部署の皆さんも、樋口氏の連載をお楽しみに!

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