第15回 クリップボード履歴&定型文で反復作業をPCに“PCで仕事”を速くする(3/3 ページ)

» 2007年11月19日 23時59分 公開
[斎藤健二,ITmedia]
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 選択した文字列を<b>タグで囲む──といった程度なら、

Bタグ | [E xxx]


 だけでいい。選択していた文字列が「xxx」部分に入るわけだ。

 ちょっとした工夫で作業スピードが大幅にアップするので、普段よく使う操作がマクロ化できないか、ぜひ考えてみてほしい。1日に5回、5秒かかる操作だったとしても、この先ずっと削減できるようになるのだから。

 また、ペースターをマクロ記録モードにして、操作を記録し、それを同様に呼び出すことができる。これらのマクロはアプリケーションの種類を問わず動作するので、工夫のしがいがある。

 筆者がよく使っているのは、下記のようなシンプルなマクロだ。それぞれ一度操作を行ってマクロとして記録し、それを呼び出している(Photoshopへ(&P) | [!M "photoshop.mcr"] こんな記載だ)。これだけでも操作に伴う時間を相当短縮してくれる。

  • 新規のテキストファイルを作成し、拡張子を除いて名前を選択した状態にしてくれるマクロ (フォルダ内で[Shift]×2 →[T])
  • 選択したファイルをPhotoshopに“送って”くれるマクロ(ファイルを選んでで[Shift]×2 →[P])
  • 選択したファイルを秀丸エディタに“送って”くれるマクロ (ファイルを選んで[Shift]×2 →[E])

MacOSの場合

 MacOSの場合、クリップボード履歴ソフトは数あるが、マウス操作を伴うものが多く、なかなか“コレ”というものが見つからなかった。

 最近見つけたのが「Jumpcut」というソフトだ。シンプルなクリップボード履歴管理ソフトだが、キーボードショートカットで動作する。筆者は[Ctrl]+[@]に起動を設定した。クリップボード履歴からの選択は、十字キーまたは数字キーで可能だ。

 定型文入力機能がないのは残念だが、これは別のソフトで実現してもいい。この部分は、また後ほど。

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