ブラウザを立ち上げて最初に表示するページに、カスタマイズできる動的なスタートページを利用する方も増えているようだ。カスタマイズできるというと便利そうだが、自分で設定するのは結構面倒だったりもする。だが、簡単にカスタマイズする方法があるのだ――。
ブラウザを立ち上げて最初に表示するページを「ホームページ」という。最近ではスタートページという方もいるかもしれない。Yahoo!JAPANのようないわゆるポータルをこのホームページに設定する場合が多いが、最近では自分でカスタマイズできる動的なスタートページを利用する方も増えているようだ。
代表的なスタートページ | |
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iGoogle | Googleのスタートページ。Googleガジェットと呼ばれる、Webミニアプリケーションをユーザーが自由に追加できる。 |
pota | タブブラウザ「Sleipnir」などを開発するフェンリルが提供するスタートページ。Googleガジェットの追加も可能だ |
Netvibes | フランス生まれのスタートページの先駆け。日本語の表示も可能だ。 |
Pageflakes | ドイツ生まれのスタートページは、自分のプロフィールを公開することもできる。日本語表示ができないのが残念。 |
Windows Live | マイクロソフトのスタートページ。Windows Live Hotmailなどと連携する。 |
こうしたスタートページ、カスタマイズできるというと便利そうだが、自分で設定するのは結構面倒だったりもする。とはいえ、デフォルトで使うのもせっかくのカスタマイズ機能を無駄にしているような気がしてもったいない。
そういう、ものぐさで欲張りなあなたにオススメなのがGoogleのiGoogleだ。もちろんiGoogleだけでも利用できるGoogleガジェットは数知れないし、やっぱり面倒くさいと思うかもしれない。だが、iGoogleには「I'm Feeling Lucky」機能があるのである。
GoogleユーザーにはおなじみのI'm Feeling Lucky機能。I'm Feeling Luckyボタンを押せば、検索最上位のWebページが表示される機能だ。iGoogleには、これのガジェット版が搭載されている。
使い方は簡単。iGoogleの「タブを追加」をクリックし、「I'm Feeling Lucky」にチェックを入れて、タブの名前を決定するだけ。タブの名前がいわば検索キーワードになって、適当なガジェットを新しいタブの中にレイアウトしてくれる。
例えば、いろいろな動画の情報を横断的に確認できるページを作りたいと思ったら、「動画」というタブの名前にすればいいわけだ。すると、「ニコニコ動画」「YouTube」「GyaO」といった動画サイトの情報や、はてなブックマークの注目の動画などが自動的に組み込まれる。
このほかタブの名前を工夫して、「ツール」や「占い」とキーワードで自分だけのページを簡単に作れる。もちろん、本誌「ITmedia」をタブ名にしても各種RSSフィードを受信できるようになるのだ。スタートページの設定が面倒くさいと思っていた人は、ぜひ試してみてほしい。
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