挟んでないのに挟まってる――ドイツ生まれの“魔法の名刺入れ”ギフト・ショー春2008

コミュニケーションに悩む社会人は少なくない。特に会話を切り出す時は気を使うもの。そんな悩めるビジネスパーソンにオススメのアイテムが“魔法の名刺入れ”だ。

» 2008年02月05日 19時47分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 コミュニケーションに悩む社会人は少なくない。特に会話を切り出す時は気を使うもの。そんな悩めるビジネスパーソンにオススメのアイテムが、トロイカが発売している名刺入れ「マジックケース」だ。東京ビッグサイトで8日まで開催している「第65回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2008」で見かけた。

 このマジックケースの最大の特徴は「マジックオープンシステム」と呼ばれる独特の開閉システム。ゴムのベルトが上下のカバーをつなげており、両サイドから開けるようになっている。開け閉めのシステムは特徴的だが、本革製ということもあり、見た目は落ち着いたものだ。

開け閉めのシステムは特徴的だが、見た目は普通(左)。ゴムのベルトが上下のカバーをつなげており、両サイドから開けるようになっている(右)

 本題はここから。両カバーを開いて片側の上に名刺を置いて閉じる。今度は逆からカバーを開けると、何と置いただけの名刺がなぜかゴムのベルトに挟まった状態になっているのだ。さらにカバーを閉じて再び逆から開けると、逆の側に名刺が“移動”しているのである。

 ちなみに販売するトロイカは、1972年に設立したメーカー。ドイツ人デザイナーらの手によるシルバー、ステンレススチール、真鍮などのメタリックなプロダクトに対して、ヨーロッパを中心に高い評価を得ている。この“魔法の名刺入れ”もドイツ仕込み――というわけだ。

 マジックに精通していたり、何度も繰り返し見たりすると、タネも分かって「何だそんなこと」と思うかもしれない。名刺入れとしても、それほど枚数を入れられるわけではない。あくまでもテンポラリーとして名刺管理に向いている。だが、初めて見た時はそれなりにビックリすること請け合い。コミュニケーションが頻繁なビジネスパーソンほど、名刺交換のチャンスも多い。こうした遊び心をくすぐる名刺入れは会話のきっかけに役立つのではないだろうか。

 大きさは109×73×12ミリ(幅×奥行き×高さ)で、重さは49グラム。価格は4200円。現在はAmazon.co.jpのほか、トロイカのWebサイトで販売している。

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