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» 2008年03月25日 18時34分 公開

締め切りまであと何分? Googleカレンダーと連携した「D3timer」

仕事が予定通りに終わらない一番の原因は、時間に対する意識や感覚が作業をしているとズレてくるから。クリエイトシステムでは、残り時間を意識するためのタイマー「D3timer」を公開した。Googleカレンダーと連携する。

[鷹木創,ITmedia]

 仕事が予定通りに終わらない一番の原因は、時間に対する意識や感覚が、作業をしているとズレてくるから。当初30分で計画していた作業が、いつの間にか1時間、2時間かかってしまうのは、体内時計で30分を正確に測ることが難しいためだ。時計やストップウォッチを片手に作業をしたり、秘書が側にいて「あと何分でこの作業を終わらせてくださいね」とタイミングよく教えてくれればいいのだが、そういうわけにもいかない。

 こう指摘するのは、3月25日、Googleカレンダーと連携して次の予定までの残り時間を表示するタイマー「D3timer」(ディースリータイマー)を公開したクリエイトシステムだ。Internet ExplorerやFirefoxなどのWebブラウザ上で動作し、PC以外でもiPod touchやWiiなどで利用できる。

D3timerのWebサイト。左上のGoogleロゴをクリックすると、iGoogleにD3timerのガジェットを登録できる

 D3timerは、Googleカレンダーに登録してあるスケジュール情報から、今の時間帯の作業をブラウザ上に表示し、次の予定までの残り時間をカウントダウンするタイマー。残り時間がひと目で確認できるバーを表示したり、残り時間を音声で通知したりと、「作業時間の見える化」ができるという。作業時間を簡単に確認できるため、締め切りの意識が高まり、仕事の効率アップにつながる――というわけである。なお、D3timerの「D3」は、開発手法の1つである「締め切り駆動開発」(Deadline Driven Development)に由来。まさに“締め切りドリブン”なツールと言えそうだ。

 使い方は、まずGoogleカレンダーに作業スケジュールを登録する。続いて、D3timerのWebサイトにアクセス。Googleカレンダーの「非公開URLのXML」を入力すると、タイマーが起動する。起動時にGoogleカレンダーのスケジュール情報を自動的に取得し、残り時間をカウントダウンするタイマーを表示。残り時間が少なくなると画面上のバーの色が緑から黄色、赤色に変化するようになっている。また、音声によるアナウンスの設定を行えば残り時間を音声で聞くこともできる。

(左)Googleカレンダーで「非公開URLのXML」をコピーして(中央)D3timerに入力すると、(右)タイマーが起動する。なお「非公開URLのXML」は、Googleカレンダーの「設定」または「カレンダーの管理」−「カレンダー」−「マイカレンダー」欄のカレンダーをクリックした先のページ最下部にある

(左)残り時間に応じて画面上のバーの色が変わる。(右)音声によるアナウンスも利用できる

 一度タイマーを起動すると登録したGoogleカレンダーのXMLごとにユニークなURLを生成する。このURLをブックマークしておけば、次回以降も簡単にタイマーを利用できるようになる。

 このほか、iGoogleやGoogleデスクトップで利用できるGoogleガジェットも用意した。現在は無料版のみの提供だが、5月以降、バーのカラーなどを変更できる有料版もラインアップする予定。携帯電話への対応や、Adobe AIR版などの提供も予定している。

 クリエイトシステムでは、個人のスケジュールだけでなく、GTDなどにも利用できるという。また有料版で、セミナーやイベント会場などでタイムテーブルを表示したり、学校やゼミの試験などで残り時間を表示するタイマーとしての利用を見込んでいる。

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