励まし合えば続けられる? 「健康仲間」に出会えるWebサービス3選近・楽・長で選ぶメタボ対策ツール(1/3 ページ)

1人だけではなかなか続かないのが運動習慣。でも仲間がいれば励まし、競い合えるから挫折しづらそうだ。ジョギングやウォーキングなど、健康に特化したSNSやWebサービスを利用し、仲間と一緒にメタボ対策に励むのはいかがだろうか。

» 2008年07月31日 23時15分 公開
[豊島美幸,ITmedia]

 「22時過ぎは食べない」「毎朝30分ジョギングする」「あと5キロやせるまで、全食事の記録を取る」。そんなルールや目標を1人掲げたはいいが、「明日から!」となり、結局いつまでたっても始められない。たとえ始めても三日坊主で終わってしまう――なんて経験はないだろうか。

 こんな時、同じ目標に向かって励まし合ったり、専門的立場から健康アドバイスをしてくれる相手がいたら、「よし、頑張ろう!」とエネルギーがわいてくるかもしれない。また、他人に自分の目標を宣言して共有すれば、後には引けず実行せざるを得なくなる、なんてことも期待できる。

 とはいえ、忙しくて相手を見つける時間がない、という人もいるだろう。そんなビジネスパーソンにオススメなのが、ネットを活用した健康仲間作りだ。手軽に始めることができるネットサービスをいくつか紹介しよう。

ジョギング仲間探しならココ! 仲間と楽しく競うSNS「ジョグノート」

 1つ目は、ジョギングに特化したSNS「ジョグノート(JogNote)」。SNSといっても友人の招待は不要。自分で会員登録すれば参加可能で、無料で利用できる。

「JogCup」画面(左)と「JogMap」画面(右)

 ジョグノートには、ジョギングや健康管理へのモチベーションを上げてくれそうなさまざまな機能がある。

 トップページにある「マイページ」「体重管理」「月間記録」などのメニューでは走った距離、体重などをグラフなどで視覚化して管理したり、会員同士で気軽にコメントし合ったりできる。

 「JogMap」では、近所のジョギングコースが簡単に検索できる。コース地図に加え、コースの距離、標高や起伏などがグラフで表示してあり、コースをイメージしやすい。完走した時のカロリー消費分は、食パンのイラストで示してある。

 また、「JogCup」は、トラック画面上で、参加者同士が走った距離を競い合うバーチャルマラソン大会機能。実際に走った距離を入力すれば、トラック内で自分のアイコンのイラストが「走る」仕組みだ。

女性限定で開催した「JogCup」画面(左)とデータ管理画面(右)

 バーチャルだけでなく、実際に行われる国内外のマラソン大会の情報を「レース検索」で検索できる。また、有料だが携帯端末からも参加可能だ。NTTドコモの903iシリーズ以降のGPS対応機種で利用でき、月額利用料は210円。「iメニュー」→「スポーツ」→「各種スポーツ」からアクセスする。

 携帯版の特徴は、GPS機能を利用して移動距離、時間、消費カロリーなどを算出し、PC版とデータを同期させることができる点だ。紫外線情報や銭湯情報なども提供する。

 ジョグノートは2006年7月にスタートし、会員数4万人を突破した。30〜40代の会員が全体の75%を占めている。Webコンテンツの企画・制作企業、ウイングスタイルが手がけている。

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