おしゃべり過ぎるタクシー運転手の話Biz.ID Weekly Top10

筆者はおしゃべりなタクシー運転手がちょっと苦手です。でも、先日乗ったタクシー内でのトークには、思わず最後まで耳を傾けてしまいました。

» 2008年08月12日 11時30分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 先週のBiz.IDで最も読まれた記事は、「ルーチンワークを加速させるには?【解決編】」タイマーを使って時間を無駄なく使うためには、自分の仕事の所用時間を正しく把握している必要があります。自分の「マイペース」と「ハイペース」を知ることで、効率的な時間管理ができるかも。

 続いて2位には、「目的を達成する説得法」シリーズの第4回「部下こそ上司に「リーダーシップ」をとれ」がランクイン。自分らしく振る舞いつつ、相手に気持ちよく協力してもらうには、自分と相手の「共有ゾーン」をうまく会話に盛り込むことが肝要なようです。

 さらに、5位には平本相武先生の「いつも飲み会を断る職場仲間、どう付き合う?」、7位にはKCCSの早田麻子部長に聞く「同期に差をつけられてやる気が出ません」と、今週は人づきあいに関する記事が多くランクインしました。

 筆者も、どちらかというと人づきあいは苦手なタイプ。プライベートの場合は自分から積極的におしゃべりを始める方ではありません。そんな筆者が特に苦手意識を持っているのが、ときたま出会う“おしゃべりなタクシー運転手”の方々。

 こちらのことを根掘り葉掘り聞いてくる“質問攻め型”から、「ねえ、ちょっと聞いてくださいよ……」で始まる“ぐちぐち型”まで様々なタイプがいて、筆者はいつも寝たフリをしているのですが、先日少々興味深い運転手に出会いました。

 50代から60代くらいの男性だったのですが、筆者が後部座席に乗りこむなり「お客さん、あたし、先日おかしなものを見ましてね……」。あからさまな稲川淳二系(?)の枕から始まった小話は、最終的に「そんなわけで、どうやらあたし、宇宙人みたいなんです」という衝撃的な結末にたどり着きました。えー……。

 もちろんそこまでにはさまざまな話の紆余曲折があったのですが、今後も元気に生きて記事を書いていきたいので、詳細はここに書くことはできません、悪しからず。途中で寝たフリをすることもできたのですが、「宇宙人の世界もわりと大変」らしいので、ついつい最後まで聞き入ってしまいました。

 というわけで、宇宙人の運転する自動車に乗って自宅に帰った金曜日。地球には最近来たらしいのですが、けっこう板橋区の地理に詳しかったのでほっとしました。

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