アイ・オーからもAES256ビット暗号化対応のUSBメモリ仕事耕具

アイ・オー・データ機器のセキュリティUSBメモリ「ED-S2/Aシリーズ」は、AES256ビット形式の自動暗号化機能を搭載し、重要データの漏えいを防ぐという。

» 2008年08月20日 16時00分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 アイ・オー・データ機器は8月20日、セキュリティUSBメモリの新製品「ED-S2/Aシリーズ」を発表した。512Mバイト、1Gバイト、2Gバイト、4Gバイトの4モデルを用意し、価格はそれぞれ8000円、1万5000円、2万6000円、3万8000円。9月中旬に発売する。対応OSはWindows Vista/XP/2000。

 セキュリティソフト「SUGate」でパスワードを設定し、メモリ全体にロックをかける。SUGateはあらかじめメモリ内に格納してあり、PCへのインストールは不要だ。保存したデータをAES256ビット形式でハードウェア自動暗号化するため、本体を分解してチップを別の基盤に乗せ換えたような場合でも、情報の流出を防ぐという。パスワードは連続で5回間違えるとロックがかかる仕組みで、解析されるリスクを抑えた。

 別売りの企業導入向け管理者ソフト「SUManager」(19万8000円)を利用すれば、パスワードを入力してログインした履歴などを記録可能で、パスワードの最低文字数や連続ミス可能回数なども変更できる。USBメモリの空き領域をキャッシュメモリとして使用するWindows Vistaの機能「ReadyBoost」には非対応。

 サイズは18.0×72.8×9.0ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは13グラム。

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