ソニーの薄型ICレコーダー MP3録音、WMA再生にも対応仕事耕具

ソニーは、PCにUSBでダイレクト接続できる小型ICレコーダー「ICD-UXシリーズ」の3機種と、初心者向けに大型の液晶とボタンを採用した「ICD-AX70」を発売する。

» 2008年09月04日 16時29分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 ソニーは9月4日、PCにUSBでダイレクト接続できる小型ICレコーダー「ICD-UXシリーズ」の3機種と、初心者向けに大型の液晶とボタンを採用した「ICD-AX70」を発表した。いずれもオープン価格だが、店頭価格はICD-UXシリーズが1万円から、ICD-AX70が1万円前後の見込み。発売は10月21日としている。

PCにダイレクト接続、WMAも聴けるようになった「ICD-UXシリーズ」


 ICD-UXシリーズの新モデルは、容量別にUX-71/81/91の3機種をラインアップ。それぞれ1Gバイト、2Gバイト、4Gバイトメモリを内蔵し、店頭価格は1万円、1万5000円、2万円前後になる見込み。USBケーブルを使わずにパソコンとダイレクト接続できるタイプで、録音形式にはMP3を採用している。

 300ヘルツ以下の低周波数帯域をカットし、プロジェクタやエアコンなどのノイズを抑える「ローカットフィルター」と、人の声の帯域以外の高域、低域のノイズを低減する「ノイズカット機能」を搭載。MP3に加え、WMAの再生にも対応している。

 電源として単四形ニッケル水素充電池1本が付属し、USBポートからの充電が可能だ。連続録音時間は最長で約17.5時間となっている。サイズは34×13×99ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは48グラム(電池含む)。カラーはUX-91がブラックのみ、UX81/71はシルバー、ホワイト、ピンクの3色を用意する。

PCとは接続しない人向け、初心者でも使いやすい「ICD-AX70」


 ICD-AX70は、従来機に比べて液晶を40%大型化し、録音/再生など操作頻度が高いボタンも大型化した。PCには接続できず、本体のみで使用する。

 付属のモノラル変換ケーブルでテープレコーダーと接続すれば、録音した内容を相互にダビングすることが可能だ。接続方法やダビング操作を図解した「簡単ダビングガイド」も付属し、「カセットテープレコーダーに慣れているユーザーにも、簡単にお使いいただける」(ソニー)。

 内蔵メモリは1Gバイトで、録音形式にはMP3を採用。ステレオ高音質モードで約48時間、モノラル長時間モードで約288時間録音できる。集音効果をアップするスタンドを本体背面に内蔵し、狙った方向の音を重点的に録音できる「指向性マイク」も搭載している。

 電源には単四形電池2本を使用し、最長で約65時間の連続録音ができる。サイズは46×116×22ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは85グラム(電池含む)。シルバー、ピンクの2色を用意する。

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