ここで質問ですが、みなさん、
もちろん、「積み木遊び」というのは、小さな子供の遊び道具のあの「積み木」のことです。
また、わけの分からないことを聞きやがってと思われそうですが、実はこれ、かなり真面目な質問なのです。頭の中で積み木遊びをする、というのは要するに、
です。これができるようなら、
ということを意味しますので、「表象」を使って現実世界のことを考えるのも楽になります。逆にこれができないと、「表象」を操作してもそれが現実世界およびメンタルモデルとリンクしないため、
ができ上がってしまうわけです。実際そのような事例が前述の参考書籍『お母さんは勉強を教えないで』にはいくつも紹介されています。
おそらく、これまでの教育体制の中ではこの「メンタルモデルの操作能力」に対する特別なトレーニングというものは行われてこなかったのでしょう。代わりに何があったかというと、
ということだろう、と私は個人的に推測しています。
ですが、それでは「自然に向上するのに任せる」わけですから、かなりのバラツキが出ますし、うまく行っているかどうかも分かりません。そろそろ意識的なトレーニングを行うべき時代が来ているのではないでしょうか?
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