PDAや電子辞書用に市販されているアクセサリーの中から、キングジム「ポメラ」にピッタリの製品を探してみよう。ケース編。
発売以来人気のキングジム製デジタルメモツール「ポメラ」。まったく新しいジャンルの製品だけに、今のところPCや携帯音楽プレーヤーのような周辺機器市場が存在していない。もっと快適に使うためには、ユーザーが自力でアクセサリーを開拓していく必要がある。
例えば、ポメラのケースといえば、ポストイットが収納できるメーカー純正のケース(DMC1)も存在しているが、カラーバリエーションが存在しないほか、実売4000円台とやや高価である。今回はPDAや電子辞書用に市販されている各種ケースの中から、ポメラに使える収納ケースを探してみた。リーズナブルに入手でき、また純正品とは違った特徴を持つケースを見ていきたい。
最初に紹介するのは、ウレタン素材でできた収納ケースだ。今回紹介するケースの中ではもっともシンプルで、耐衝撃性も最低限だが、軽量でかさばらず、未使用時にはまるめてポケットの中に突っ込んでおける手軽さは魅力だ。
同様の素材を使ったケースは、各サプライメーカーからさまざまなサイズ違い製品が発売されているが、メーカーサイトで「電子辞書用」とうたわれているサンワサプライの「IN-M4」であれば、内寸目安が155×100×35ミリ(幅×奥行き×高さ)と、ポメラの本体サイズ(145×100×30ミリ)的にもピッタリだ。
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
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マルチクッションケース(ブラック)IN-M4 | 525円 | サンワサプライ |
次に紹介するのは、通常のポリウレタンより高い耐衝撃性を持つ低反発ポリウレタン素材採用のメッシュケースだ。こちらもサンワサプライの製品で、型番は「IN-SP7」。3D加工の低反発素材が両サイドからガードするため、落下などの衝撃にも強い。色味こそやや異なるものの、ポメラと同様にオレンジのカラーリングをラインアップしている点もポイントが高い。
難点とすれば、低反発素材が表裏の両面に仕込まれているぶん、先ほどのウレタン製ケースに比べると厚みが出てしまうこと。また、この低反発素材が、気温によってかなり硬さが変化するため、冬の寒い時期は瞬間的な復元力にやや疑問な点だ。価格も含めて、シンプルなウレタン製ケースと店頭で比較してみることをお勧めしたい。
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
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低反発3Dメッシュケース IN-SP7 | 1417円 | サンワサプライ |
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