日々参加している会議の約半分は“無駄”だと思われている。そんなアンケート結果には、無駄な会議に対する怒りとあきらめが入り交じっているようで……。
皆さんは無駄な会議にどれくらいの頻度で遭遇しますか? 「仕事ラボ.net」を運営するアイ・キューが25〜29歳の会社員を対象に行ったアンケートによると、平均して月に3.6回の会議があって、その中で無駄だと思う会議は1.7回だという。
無駄な会議として挙げられたランキングでは、次のようなものが上位に挙がった。会議の多くは上司に引っかき回されるもの――ともいえそうだ。
中には、「10分でできる説明をダラダラと1時間近く説明された」といったものや、「計30人以上もの参加メンバーを集めた会議で、1対1の言い合いが40分ほど続いた」という、誰もが経験したことがあるようなものも。
信じられない無駄会議――として挙がってきたのは、意外に笑えない次のようなものだ。
まん延する無駄な会議の中でも、特に無駄なものは何だったのだろう?
25%を占めて1位だったのは「過去の議事録・配布資料」、意外な2位は「飲食物」だった。確かにね――と感じる人が多そうなのが、「携帯電話」「パソコン」という回答だ。資料は少なく、みんな会議の間は目の前の課題に集中してね――というのが本音だろうか。
そして誰もが無駄な会議なら抜け出したい……と思うようで、約半数の人が無駄な会議を抜け出した経験あり。言い訳作戦としては、
といったものがメジャー。「飲み物を取りに行く」「タバコ」など、とりあえず部屋を出てフェードアウトという方法も、経験者がけっこういるようだ。
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