今年も残すところ2週間。「そろそろ年賀状の用意をしなければ……」と考えている人も多いことだろう。無料で年賀状データを作成して、オフィスや自宅のプリンタで印刷できるWebサービスとアプリを紹介しよう。
今年も残すところ2週間。「そろそろ年賀状の用意をしなければ……」と考えている人も多いことだろう。無料で年賀状データを作成して、オフィスや自宅のプリンタで印刷できるWebサービスとアプリを紹介しよう。
日本郵政が「郵政年賀.jp」で公開中しているWebサービスが、「年賀状コンシェルジュ」だ。7つの簡単な質問に答えるだけで、目的に合った年賀状のデザインをおすすめしてもらえる。さくさく質問に答えれば、30秒でデザインを決定できるのだ。
はじめに「年齢」「性別」「好きな色合い」を選ぶ。画面の指示に従って次へ進むと、「年賀状をどなたに贈りますか? ビジネス・プライベート」「縦組み・横組み どちらがよろしいですか?」などの質問が出てくるので、用意された答えをクリックして質問に答えていく。
最後の質問に答え終わると、5つのおすすめデザインが表示される。デザインはJPG形式でダウンロードが可能だ。
年賀状コンシェルジュには、テキストの書き込みや宛名面の作成機能はない。もう少し時間をかけてもいいから、凝ったデザインで宛名面も作成したいという人には、Adobe AIRのアプリがおすすめだ。
「年賀状デザインキット」は、年賀状コンシェルジュと同じく郵政年賀.jpが公開しているアプリ。Windows 2000/XP/Vista、Mac OS Xなどに対応する。
選べるデザイン素材は1000種類以上。「謹賀新年」「HAPPY NEW YEAR」などのあいさつ文や、「ビジネス」「プライベート」などのシーン別に、テンプレートを検索できる。スタンプ機能やフリーハンドでのテキスト書き込み、デザインテンプレートの透明度設定など、無料アプリながら機能も充実している。
宛名面の作成では、CSV形式の住所録ファイルの読み込みに対応。インターネットに接続していれば、郵便番号から住所情報を検索するなどの機能も利用できる。
多くのデザインテンプレートの中から選べるというのは魅力的だが、「そんなにたくさんあっても選びきれない」という人もいるだろう。そんな人にはDayzの「プリントマジック」。こちらも、デスクトップで利用するAdobe AIRアプリだ。
ほかのアプリなどで作成したCSV形式のアドレスデータを、インポートして使用できる。差出人、住所録、素材選択など基本的な機能は備えており、フォントはオンライン経由で10種類以上の中から選択可能。オンラインヘルプなどはなく、シンプルで直感的に使えるインタフェースとなっている。
作成したデータは、オフィスや自宅のプリンタで印刷しよう。広告入りの無料年賀はがき「tipoca」などを使えば、コストは印刷にかかる実費のみで済む。「年賀状はPCできれいに作りたいけれど、コストも低く抑えたい」と思っている人は、あわせて利用してみてはいかがだろう。
Webサービス/アプリ名 | 特徴 | 提供元 | 価格 |
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年賀状コンシェルジュ | 質問に答えるだけでおすすめデザインを選んでくれるWebサービス | 日本郵政 | 無料 |
年賀状デザインキット | 1000以上の素材からデザインを作成できるAdobe AIRアプリ | ||
プリントマジック | 基本的な機能を備えたシンプルなAdobe AIRアプリ | Dayz | |
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