ブザン公認マインドマップ作成ソフト「iMindMap」に新版 Mac対応も

「マインドマップ」の提唱者・トニー・ブザン氏公認のマインドマップ作成ソフト「Buzan's iMindMap」がバージョンアップ。新たにMac OS版も登場した。

» 2009年01月14日 16時50分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 ALMACREATIONSは、マインドマップの提唱者・トニー・ブザン氏公認のマインドマップ作成ソフト「Buzan's iMindMap」の最新版である「Ver.3」を発表した。発売は2月20日で、価格は1万9800円。Windows版とMac OS版を用意し、Windows XP/VistaとMac OS 10.4〜10.5で利用できる。パッケージ版のほかダウンロード版も提供し、「Ver.2 スタンダードエディション」のユーザーは無料でアップグレードできる。


新型プルダウンボタンを採用し、インタフェースを改良。OpenOffice形式などにもエクスポートできるようになった

 iMindMapは、ブザン氏が提唱するマインドマップの書き方をPC上で表現できるマインドマップ作成ソフト。マインドマップでは、中心に据えたテーマから派生したトピックを枝のように書き連ねていくが、ブザン氏によれば、この枝(ブランチ)をカラフルに描いたり、滑らかな曲線を使ったりするのがポイント。iMindMapでは定型のブランチのほか、マウスやペンタブレットを利用して手書き風のブランチも書き込める。また、ブランチごとの色の指定や、画像を追加することも可能だ。

 最新版のVer.3では、新たにMac OS版を用意。1ライセンスで2台のPCにインストールできるようになった。インタフェースも改善し、新型プルダウンボタンの採用や、文字やブランチの重なりを自動で調整するオートレイアウト機能などを搭載し、使いやすさを向上したという。OpenOffice形式へのエクスポート機能や、ほかのマインドマップ作成ソフトからのインポート機能も搭載した。

 ALMACREATIONSは、「新バージョンでは、紙に書いていくと同様の自由さを追求すると同時に、コンピューターならではの編集力を強力に盛り込んだ。ブザン氏が目指す、“人間の脳とコンピュータの一体化”を実現する」としている。

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