“マインドマップ”で真の目標を探るのだシゴトハッカーズ(1/4 ページ)

毎年同じ目標を立ててしまうことってありませんか? つまり毎年解決できていない目標というわけです。なぜ目標は達成できないのでしょうか?

» 2009年01月08日 17時00分 公開
[大橋悦夫、佐々木正悟,ITmedia]

大橋さん、佐々木さん、毎年のように「今年こそは!」と唱えながら、前年と同じ「英語」とか「ダイエット」とか「貯金」とか、大いなる目標を立てるのですが、結局達成できずに終わってしまい、今年も同じ目標を前年からコピーして……。ということってありますよね。これって目標の立て方が悪いのでしょうか? どうすれば解決できるのでしょう?

ポイントは2つです。1つはあらためて書くまでもないのですが、現実的に到達可能な目標を立てることです。それは、妥協するという意味ではなく人間として実現可能な目標ということです。もう1つは、設定した目標が本当に心から到達したいと思えるようなことかどうかです。

 そこに義務感が生まれたり誰かのコピーだったりすれば途中で折れやすくなります。その目標達成のためなら、どんなことでもやれる、と自信を持って言える必要があります。とはいえ、いずれも言われてみれば当然のことばかりですので、あとはどう実践するか、という問題になってきます。人間は放っておくと低い方へラクな方へと流れていってしまいます。目標を決めることは、水である人間を望ましい方向に導くための水路を作るようなものと考えると、いかに詰まりにくい水路を作るか、途中で横道にそれないようにするか――にフォーカスすればいいことになります。ここをツールで補うようにします。

ということは、目標の立て方と立てた目標に向かってそれないようにしていく方法の、2つのハックが必要ということですね。


そうですね。


例えば貯蓄とか英語のマスターなど、目標が毎年この時期になるとすっと出てくるという人の場合、急に出てきたというものではなく、いつも「ゴール」にたどり着きたいと切望していることがほとんどだと思うのです。おそらく似たような目標を立てたことも挫折した経験もお持ちでしょうから、一度、自分が目標を立てる段階で、時間をかけて目標を立てるプロセスをかえりみるのもいいと思います。そういう意味で、マインドマップを使って目標を立ててみる方法がお勧めです。

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