2つのサービスをざっくり比較してみよう。
ZumoDrive | Dropbox | |
---|---|---|
無料容量 | 1Gバイト | 2Gバイト |
2Gバイト料金 | − | 無償 |
10Gバイト料金 | 月額2.99ドル | − |
50Gバイト料金 | 月額14.9ドル | 月額9.99ドル(年額99ドル) |
最大容量 | 200Gバイト(月額59.99ドル) | 50Gバイト |
公開ファイル共有 | ランダムURL | 固定URL |
グループ間での共有 | 可能 | 可能 |
オフライン利用 | キャッシュ分 | すべて |
HDD容量圧迫 | キャッシュ分のみ | すべて |
対象フォルダ | 専用ドライブを割り当てる | 特定のフォルダを割り当てる |
履歴管理 | ○ | ○ |
削除したファイル | サーバ上のゴミ箱に保存されている | 「Show deleted files」を押すと表示される |
こうして並べてみると、ZumoDriveは先行サービスをよく研究している。無料で使える容量はDropboxのほうが多いし、容量当たりの価格でもDropboxのほうが安いが、それ以外の機能面ではZumoDriveに軍配が上がる。
公開ファイル共有というのは、クラウドにアップしたファイルをほかの人と共有したい場合、どうするかを指す。ZumoDriveでは、ファイルを右クリックして「Share」を選べば誰でもアクセスできるURLが生成される。そのURLにアクセスすればファイルをダウンロードできるというわけだ。このURLにはランダムな文字列が含まれており、URLの再生成も可能。例えURLがどこかに漏れても、URLを作り直せる。
Dropboxではファイルを共有するのにPublicフォルダ(またはPhotosフォルダ)に置かなくてはならない。そしてファイルを右クリックすると「Copy Public Link」というメニューが表示される。このURLはZumoDriveと同じファイルに対するパーマリンクとなるが、URLは一定のルールに基づいており再生成もできない。ただし、DropboxのほうがURLのコピーは簡単だ。
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