体重を量るクセがついたら、次は運動がしたくなりますね。それに、健康管理と運動は切っても切り離せないものです。
まっさきに思いつく運動といえば、ジョギングです。ジョギングのよいところは、特別な器具もスキルも要せず、誰でもマイペースで始められるところ。ただし、そこには「ジョギングコース作り」というハードルが待っていて、それをクリアする必要があります。
そこで本日は、「地図サイトを使ったジョギングコース作り」を提案します。
仕事帰りや休日に走る場合、コースはおのずと自宅周辺になるでしょうが、適当なルートが分からず、最初の一歩を踏み出せないという人もいるでしょう。たいていの人は、自宅周辺の地理を正確には把握していないものです。車中心の生活をしているとなおさら。
普段から走ることが習慣化している、市民ランナーの方が聞けば呆れる話でしょうけれど、これから始める場合、こんなこともハードルになります。意欲があっても、コースが決まらないために行動を起こせないのでは意味がありません。
実際に近所を走りながら考えるのも手ですが、それでは合計距離も分からないですし、そもそも面倒くさいです。そこで利用するのが、地図サイト「マピオン」の「キョリ測」。地図上の任意のポイントから、目的地までの距離を測る機能です。
使い方はいたってカンタン。
しっくり来なかったら、「クリア」でリセットしたり、「1つ戻る」で試行錯誤して、最適なコースを探してください。「性別/年齢/体重」を入力することで、およその消費カロリーや所要時間、歩数を知ることもできて便利です。
例えば、もし私が浦和駅近くに住んでいるとしたら、こんなコースにします。
このコースを作るときに意識したのは以下のようなポイント。
こんな感じで、自分が気持ちよく走れてジョギングが長続きしそうなコースを作ればいいわけです。
ジョギングの際の豆知識として、コースは反時計回り、つまり「左回り」で走ることをオススメします。理由は、
人間の足は左右で機能が違う。左足は身体を支える役割を持ち、右足はドライブをかけて推進する働きをする。トラックを曲がるとき、左足で身体を支えながら右足で加速して走るので、左回りのほうが理にかなっている。(R25.jpより引用)
からだそうです。そういえば、オリンピックも運動会も、走るのは左回りばかりですよね。
私は、帰省したときや、2泊以上の旅行に行くときは、ジョギング用具一式を持参して現地で走るようにしてまして、そこでも「キョリ測」は活躍します。この年末年始にも、実家近くの適当な大きさの公園を見つけ、距離を測って合計25キロほど走りました。
「走ろうと思ってはいるんだよね〜」という人はたくさんいても、行動に移す人は少数派。まずはコースを作りましょう。作ってみると、不思議とそこを走りたくなりますよ。
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