feedpath ZebraがiPhone対応、ファイル共有やIM機能も

フィードパスのSaaS型Webメール「feepath Zebra」がバージョンアップ。タスク管理機能やインスタントメッセージ機能などを搭載し、iPhoneにも正式対応する。管理者向け機能としては、グループ単位での権限設定が可能になった。

» 2009年02月13日 13時52分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 フィードパスは2月12日、SaaS型Webメール「feepath Zebra」を3月上旬にバージョンアップすると発表した。タスク管理機能やインスタントメッセージ機能などを搭載し、iPhoneにも正式対応。管理者向け機能としては、グループ単位での権限設定が可能になる。


 一般ユーザー向けの新機能としては、feedpath ZebraのWebクライアント上でタスク管理や共有が可能な「タスク機能」、リアルタイムなメッセージのやり取りが可能な「インスタントメッセージ機能(β)」、ファイル管理と共有が可能な「ブリーフケース機能」を搭載した。

 iPhoneにも正式対応し、iPhoneからSafariでアクセスした際に、専用ユーザーインタフェースで閲覧できるようになった。また、iPhoneのアプリケーションであるメール、カレンダー、連絡先(アドレス帳)とリアルタイムでの同期が可能になった。ただし同期するためには、クライアントメーラーからPOP/IMAPを利用可能な権限に設定されている必要がある。

 管理者向け機能としては、複数のユーザーアカウントを「サービスクラス」と呼ばれるグループにまとめて、一括で設定変更が行える機能を搭載。部課や役職ごとにサービスクラスを作成し、「アルバイトは添付ファイルをダウンロードも閲覧もできない」「外出が多い部署は携帯電話からの接続を許可する」といった設定ができる。

 権限設定できるのは、カレンダー/ブリーフケース/メッセンジャー/ケータイなどの各機能と、添付ファイルのダウンロード、HTML表示機能、クライアントメーラーからのPOP/IMAP利用、HTML利用、転送機能利用など。

 フィードパスでは、「コミュニケーションを促進し業務効率を向上するユーザー向け機能に加え、管理者向け機能も大幅に機能拡充した。情報を必要な人だけに開示する“Need to Know”の原則に沿ったセキュアなメール環境を構築できる」としている。

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