コクヨファニチャーは、オフィスチェア「Wizard」に、中間管理職層などをターゲットにした「ミドルマネージメントタイプ」を追加した。従来のハイバックタイプと比べ、背もたれが約130ミリ高い。
コクヨファニチャーは7月10日、オフィスチェア「Wizard」に、中間管理職層などをターゲットにした価格帯の「ミドルマネージメントタイプ」(10万5945円)を追加した。
2008年3月に発売したWizardは、「お尻と腰はしっかりサポートしながら、上半身のサポートは妨げない」(コクヨファニチャー)という設計思想に基づいてデザインされたオフィスチェア。背もたれと座面が連動したシンクロロッキング機構と、腰の位置に回転軸を設けたアッパーチルト機構の2つのロッキングメカを組み合わせた「デュアルモーションメカニズム」を採用しており、座り心地を向上したという。
今回追加するのは、コクヨのオフィスチェアとしては中級クラスの価格帯となるミドルマネージメントタイプ。一般執務用のいわゆるローバック/ハイバックタイプと、エグゼクティブタイプの中間という位置づけで、会議室などでの使用も想定しているという。背もたれは従来のハイバックタイプよりもさらに130ミリ高いサイズを採用した。
また、アルミポリッシュタイプの脚部や、ポリウレタン系レザーの張地3色(ミディアムマリン/ブラック/スモークグレー)、オプションでサークル肘も新たにそろえた。
ミドルマネージメントタイプの本体サイズは、650×760×1055〜1145ミリ(幅×奥行き×高さ)、肘掛けの高さは610〜700ミリ。
コクヨファニチャーでは同日、スチールパーティション「プランナーウォール VT」(1平方メートル当たり3万円から)と、PCの周辺機器を収納できるデスク「iS(アイエス)」の袖机タイプなど(4万8615円から)を発売した。
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