監視カメラと複合機を連携、タッチパネルで直接出力――京セラミタ仕事耕具

京セラミタジャパンは、カラー複合機「TASKalfa 500ciシリーズ」とネットワークカメラを連携し、カメラで撮影した映像を複合機から直接印刷できるオプションを発売する。

» 2009年07月15日 19時14分 公開
[杉本吏,Business Media 誠]

 京セラミタジャパンは、カラー複合機「TASKalfa 500ciシリーズ」とネットワークカメラを連携し、カメラで撮影した映像を複合機から直接印刷できるオプションを7月21日に発売する。ネットワークカメラ/連携アプリケーション/複合機設定費用などをパッケージで提供し、価格は17万4800円から。

ネットワークカメラの連携概念図(タッチパネル部の画像ははめ込み)

 「ネットワークカメラ連携パッケージ」は、TASKalfa 500ciシリーズに搭載したアプリケーションプラットフォーム「HyPAS」と連携し、PCを介さずにカメラの映像を印刷できるシステム。カメラがとらえた映像を複合機のタッチパネルに表示してワンタッチで印刷したり、タッチパネルからカメラのズームや角度を調整したりといった操作が行える。

 「カメラに映った人や物の動きを検知して、自動で画像を印刷することも可能。店舗や倉庫、SOHOオフィス内外で、低コストの監視システムとして利用できる」(京セラミタジャパン)。また、アパレルショップで商品を試着した客を撮影し、出力した印刷用紙を見ながら購入する商品を検討してもらうなど、販促ツールとしての活用も想定しているという。

 TASKalfa 500ciシリーズではこのほかに、ICカードリーダーと組み合わせた個人認証プリントシステム「TASKGUARD ID Printing」や、スキャナ活用ソフト「スキッと!名刺くん」「スキッと!編集くん」などのアプリケーションとの連携オプションも提供している。

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