「非常に強い」という台風18号が近づいている。一般的な天気予報サイトでも構わないが、もうちょっと“緊迫感”のある感じで情報に接することはできないだろうか。
気象庁によると「非常に強い」という台風18号が近づいている。台風がやってくると何となくドキドキというかソワソワというかウキウキしていた小さいころの筆者だが、大人になってからは仕事の予定がめちゃくちゃになるので、できれば台風の被害は避けたいところ。そんな気になる台風情報、最近はこんなサイトで集めてみるのはいかがだろうか。
近ごろ話題のTwitterを活用しているのが「twiphoon(ツイフーン)」。Twitter上でtwiphoonアカウントに返信(@twiphoon)したつぶやきを集積している。
元々は国立情報学研究所(NII)の北本朝展氏が運営するの「デジタル台風」から生まれたサービスで、台風情報をつぶやく「DigitalTyphoon」というTwitterボットも用意している。
ちなみにデジタル台風では、台風のことを書いたブログからの情報を天気図上に可視化する「台風前線」というサービスも運営している。台風の軌跡に併せてブログのトラックバックを受け付けており、台風の進度によってコメントが付いたりするわけだ。
Twitterにしろ、ブログにしろ、台風が近づくに連れてコメントがだんだん多くなる。「みんなもドキドキというかソワソワするんだなあ」と感じるのは筆者だけではあるまい。
専門家の見解が知りたいこともある。気象庁や日本気象協会、それからウェザーニュースなどの気象情報サイトは記事末に掲載したので参考にしてほしい。
筆者が最近よく読むのは、Yahoo! JAPANの「台風EYE」。この中にある、気象予報士の森田正光さんらによるブログ「チーム森田の“天気で斬る!”」に注目だ。
チーム森田は、森田正光さんをはじめとしたテレビでお馴染みのお天気キャスターによるチーム。森朗さん、杉江勇次さん、三ヶ尻知子さん、松並健治さん、増田雅昭さんらがチームメンバーだ。
10月6日からのエントリーを並べてみると、
――といった感じ。タイトルだけ読んでも、なかなかの緊迫感である。
気象情報は各種ポータルでも掲載しているが、今回紹介したようなサイトやブログで確認すると、また違った感じに見えるから不思議だ。単なる情報として見るよりも、誰かがつぶやいていたり、専門家が一生懸命分析しているのを読むと、より真剣に台風と向き合えるのかもしれない。ぜひ、今回の台風においてもこうしたサイトの情報を活用してみてほしい。
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