プラチナ萬年筆、「ガンジーインク消し」を復刻仕事耕具

プラチナ萬年筆は、ガンジーブランドで昭和10年に発売した万年筆用インク消しを復刻、11月末に発売する。瓶キャップ部分には当時のままにガンジーマークを刻印した。

» 2009年11月24日 17時12分 公開
[鷹木創,Business Media 誠]

 プラチナ萬年筆は、ガンジーブランドで昭和10年に発売した万年筆用インク消しを復刻、11月末に発売する。価格は1260円。瓶キャップ部分には当時のままにガンジーマークを刻印した。

 修正個所に対して赤液と透明液(ともに原料は非公開)を交互に塗ることで、化学反応によって紙からインクを消去する仕組み。プラチナ萬年筆によると「ホワイト修正液や修正テープなどの修正でその上から再度文字を書こうとすると万年筆のペン先は先端が鋭利なため修正個所を削ってしまうが、このインク消しならその心配はない。修正個所も目立たないのでスマートに利用できる」としている。

 なお、インク消しは水性染料インク専用で、ブルーブラック、レッドなどプラチナ萬年筆製のカラーインクを消せる。ただし、水性顔料の黒インクは消せない。内容量は赤液と透明液ともに20ミリリットル。「プラチナ萬年筆初のインク消し。ユーザーからの要望に答えた」としている。

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