50年前のノートを探しています――マルマン、所有者を抽選で宮崎に招待

「50年前のスパイラルノート初期モデルを探しています」。マルマンでは所有者を抽選でスパイラルノートの故郷・宮崎(1組2人)に招待するという。

» 2010年04月07日 12時04分 公開
[鷹木創,Business Media 誠]
対象のスパイラルノート初期モデル

 「50年前のスパイラルノート初期モデルを探しています」。マルマンは4月6日、同社Webサイト上でこんなキャンペーンを発表した。所有者を抽選でスパイラルノートの故郷・宮崎(1組2人)に招待するという。

 スパイラルノートとは、スパイラル(リングとじ)製本によってマルマンが初めて作ったノート。同社では、1960年に日本で初めてスパイラル製本機をヨーロッパから導入、スパイラル製本の自動化・機械化を図ったという。

 「当時、日本のノートはグレーの毛入り表紙ばかり。そこでみんなが楽しくなる新しいノートは作れないかと誕生したのが、カラフルな『スパイラルノート』。5色の表紙は、当時の日本のノート業界に新たな道を切り拓き、マルマンのノートの原点だ」(マルマン)

 マルマンでは今回、1960年から1977年ごろまでに販売していたスパイラルノート(4品番)を撮影した写真を郵送にて受け付ける。なおスパイラルノートの使用の有無は問わない。

品番 サイズ 定価 表紙ロゴ色
540 B5 5色 横罫 60円
541 B5 5色 中罫 60円
550 A5 5色 横罫 45円
551 A5 5色 中罫 45円
紙製(デザインは原弘氏オリジナルデザイン)、SCとじスパイラル製本

 応募の締め切りは6月15日(当日消印有効)。当選者は6月25日にマルマンのWebサイトで発表する。

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