仕事のやる気を高めるには、どうすればいいの――捉え方で変わる方法田中淳子の人間関係に効く“サプリ”(4/4 ページ)

» 2013年04月11日 12時00分 公開
[田中淳子,Business Media 誠]
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考え方次第で変わってくる

 「考え方次第だなあと思った」と後日彼は話していた。

 物事をどう捉えるか、というのは、自分の問題である。自分が対象物を「嫌い」と思うか「好き」と思うか、「悪い面ばかりを見る」か、「よい面も見つけようとする」かで、こんな風にやる気が変わってくる。

 ネガティブに考えればいくらでもネガティブになれるものだが、この営業担当者の例のように「よい面は何だろう?」「顧客が評価するポイントはどこだろう?」と観察すれば、好きになれる部分を発見できることもある。そうすれば、自らの仕事を楽しくすることも可能になるだろう。

著者プロフィール:田中淳子

田中淳子

 グローバルナレッジネットワーク株式会社 人材教育コンサルタント/産業カウンセラー。

 1986年上智大学文学部教育学科卒。日本ディジタル イクイップメントを経て、96年より現職。IT業界をはじめさまざまな業界の新入社員から管理職層まで延べ3万人以上の人材育成に携わり27年。2003年からは特に企業のOJT制度支援に注力している。日経BP社「日経ITプロフェッショナル」「日経SYSTEMS」「日経コンピュータ」「ITpro」などで、若手育成やコミュニケーションに関するコラムを約10年間連載。


  • 著書「速効!SEのためのコミュニケーション実践塾」(日経BP社)、「はじめての後輩指導」(日本経団連出版)、「コミュニケーションのびっくり箱」(日経BPストア)など
  • ブログ:「田中淳子の“大人の学び”支援隊!
  • Facebook/Twitterともに、TanakaLaJunko

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