世界で通用する人は、いつでも仕事が楽しそう世界で通用する人がいつもやっていること(1/2 ページ)

あなたは仕事が好きですか? そして、それを楽しんでいますか? 世界で通用する人というのは、どんな仕事でも楽しいものに変えてしまうコツを知っています。「嫌」を「楽しい」に変えることは、特別に難しいことではないのです。

» 2013年06月04日 11時00分 公開
[中野信子,Business Media 誠]

集中連載「世界で通用する人がいつもやっていること」について

 本連載は、世界で通用する仕事やコミュニケーションをこなす一流の人たちが実践していることを紹介している、中野信子氏著、書籍『世界で活躍する脳科学者が教える! 世界で通用する人がいつもやっていること』(アスコム刊)から一部抜粋しています。

 世界で通用する人がいつもやっていることとは、具体的にはどういうことなのでしょうか? 実は、「空気は読まない」「敵を味方にしていく」「適度なストレスを与える」「いつでも仕事が楽しそう」など、ちょっと練習が必要なものもありますが誰もが簡単に身につけることができるものばかりなのです。

 著者の中野氏は、東京大学大学院医学系研究科出身の脳科学者。世界上位2%のIQ所有者のみが入会を許される「MENSA」に所属し、フランス原子力庁勤務の経験もあるという。本書は、世界で活躍する脳科学者・中野信子氏が世界中で出会ってきた、世界で通用する仕事やコミュニケーションをこなす一流の人たちが実践していることを紹介した、今までにない自己啓発書です。本書を通じて、自分を磨くことをどんどん楽しめる人になってください。


著者プロフィール:

中野信子(なかの・のぶこ)

 東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻修了、医学博士。2010年までフランス原子力庁に勤務。世界で上位2%のIQ所持者のみが入会できるMENSAの会員。

 現在、脳や心理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行っている。

 学習法だけにとどまらず、音楽と脳、セックスと脳、コスプレと脳、恋愛と脳、人工知能と脳、言語と脳、香水と脳など、従来にない脳の分析も得意とする


どんなに忙しくても楽しそうである

 「世界レベルの頭のいい人」というと、ノーベル賞受賞者の顔が頭に思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。私が出会った人の中で、このノーベル賞に一番近いといわれている研究者が、フランスの国立研究所に勤務しているDさんという男性です。

 彼の研究テーマは「脳の画像解析」。世界中に競争相手がたくさんいます。うまくいけばノーベル賞が取れそうな位置にいます。

 でも、うまくいかなければあらゆる方面からバッシングの嵐になることも多いのです。多額の研究費(つまり税金)をつぎこんだ研究ですから、目に見えるわかりやすい結果が出せなければ非難の対象となってしまうわけです。

 つまり、Dさんが意識しないといけないのは、ライバルの研究者だけでなく彼の研究を応援してくれている人たちにも及びます。常に多くのプレッシャーを抱えるという、大変な世界にいます。

 彼は毎日遅くまで研究し、勉強し、研究予算を確保し、部下を統率しています。毎年何本もの論文を書いてもいます。ものすごく大変だと思うのですが、不思議なことにとにかくいつも楽しそうなのです。どうしてそんなことができるのでしょうか。

 自分にとって楽しいことに全力投球する一方で、Dさんは楽しくないことはやらないようにしているのです。ただ、どうしてもやらなければならない場合は、その仕事を好きになる工夫をしています。

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