私の人生を変えた「朝1時間勉強法」朝1時間勉強法(1/2 ページ)

気象予報士、税理士、中小企業診断士――。合格率10%以下の難関資格といわれている資格に合格できた「朝」「短時間で集中する」習慣を身に付けられた方法とは?

» 2013年08月29日 08時00分 公開
[山本憲明,Business Media 誠]

『朝1時間勉強法』について

 資格試験、TOEIC、公務員試験、大学受験など。本連載では、

 「今年こそはあの資格試験に合格したい!」

 「働きながら勉強したいけど、仕事が大変でなかなかできない」

 「将来が不安だから、今の英語や簿記の勉強でもしておこう」

 という思いや悩みや持つ人のために、朝の時間を有効活用し、合格率10%以下の難関資格に合格してきた著者が生み出した「朝1時間勉強法」を紹介します。

 この記事は2013年7月31日に発売された中経出版の『朝1時間勉強法』(山本憲明著)の文庫版から抜粋、再編集したものです。


 本連載を読んで頂きありがとうございます。これも何かの縁でしょうから、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。

 ところで、あなたがこの記事を読んでいる理由は何でしょうか? 特に理由がなく、たまたまクリックした人はあまりいないのではないかと思います。おそらく、

 「今年こそはあの資格試験に合格したい!」

 「働きながら勉強したいけど、仕事が大変でなかなかできない……」

 「将来が不安だから、今のうちに英語や簿記の勉強でもしておこう」

 こうした思いや悩みとともに、この記事を読んでくれているのではないでしょうか。

 でも大丈夫です。安心してください。まず大事にしてほしいのは、その「合格したい!」「勉強しよう!」という気持ちをずっと持ち続けながら、この連載を読んでもらいたい、ということです。

怠け者で勉強も続かなかった私が……

 私自身、将来への不安からサラリーマンとして働きながら資格試験の勉強を始めたときは、やろうと決めた勉強がまったくできませんでした。

 「今日は仕事で疲れたから、明日頑張ろう」

 「テレビで面白い番組をやってるな〜。5分だけ……」

 こうした誘惑に負けてしまう怠惰な人間でした。そして勉強が間に合わず、試験に落ちてしまったことが何度もあります。こんな自分を変えることは容易ではありませんでした。

 しかし「朝」「短時間で集中して」勉強する習慣を付けたことで、それからの資格試験は連戦連勝です。具体的にいうと、合格率10%以下の難関資格といわれている気象予報士、税理士、中小企業診断士です。これらの資格を取ったからこそ、サラリーマンだった私は独立でき、その後の人生も大きく変わりました。

 ここまでの話を聞いて、こう思った人もいるかもしれません。

 「仕事が忙しいし、そもそも早起きなんてできない」

 「朝の時間を使って勉強なんて、自分には無理だ」

 でも、よく考えてみてください。

 「職場のちょっとした時間でネットサーフィン」

 「夕方から飲み会に参加して、終電帰り」

 「家に帰ったら、テレビやPCに釘づけ」

 あなたにはもこんな経験はないでしょうか。私はさまざまな工夫をして、こうした時間を減らすことで「朝起きて勉強する」スタイルを手に入れられました。

 本連載では、その工夫についても詳しくお話しします。

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