スマートフォン、タブレット、デジカメ、ノートPC……。複数の端末を持ち歩いていて課題なのが「充電」の問題ではないだろうか。プラネックスが出しているテーブルタップ型USB充電器「充電大王」は救世主となるか、試してみた。
今回は、プラネックスのテーブルタップ型USB充電器「充電大王」をレビューしてみたいと思う。
「充電大王」は、プラネックスのテーブルタップ型USB充電器である。つまりテーブルタップの形状をし、ACコンセントの代わりに、USBハブのようなUSBのソケットが並んでいるのが特徴だ。USBのソケットはUSB機器に充電できるようになっており、ACアダプターの親分みたいな存在といえる。USBハブとは異なるので、充電大王が行えるのは充電のみだ。
最近では特に携帯機器で、USBポートから充電できる機種が増えている。私はスマートフォン、タブレット、デジカメ、モバイルルータ、バッテリーなど、多くの端末を所有している。他にも、携帯ゲーム機、オーディオプレーヤー、ヘッドセットやヘッドフォン、健康や運動のモニター機器やBluetooth機器など、モバイル機器の多くがUSB充電方式を採用していて、これはどんどん増える傾向にあるようだ。
USBポートから充電ができるとPCとつないでいる間も充電できたり、ACアダプターを機種にかかわらず共通に使えたり、共有できたりと、ユーザーメリットも大きい。
ただこれら携帯機器は毎日使うものが多く、夜になると当然、充電をしなければならない。多くの携帯機器のACアダプターをテーブルタップに差すと、下の写真のような状態になる。夜中に「充電中」のLEDランプがビル街の夜景のようにピカピカと光っており、これを「充電祭り」なんていう人もいる。
各社がそれぞれ製品に添付しているACアダプターの形状はさまざまで、形状によっては隣にはみ出して、効率的にテーブルタップに差さらない場合もある。それでも何とか限られたコンセントを有効に使おうと考える。まさにパズルを解いているような感じだ。そして、見た目もすっきりしない。