週末にiPhone 5sを購入しました。新OS「iOS 7」が持つ「モーションアクティビティ」機能を使ってみて、Appleがウェアラブル端末「iWatch」に向けて指紋認証を付けた意味が分かったような気がします。
9月30日〜10月6日
先週のアクセスランキング1位は、「「君はボールを投げたら拾ってくるワンコ。それだけ」――ぶら下がり社員を変えたひと言」、2位は「起きる時間、寝る時間を決めれば、ラクになる」、3位は「辞めません、でも頑張りません――『新・ぶら下がり社員』から2年、彼らはどうなった?」でした。
先週のトップ10記事「やっぱりiPhoneがほしい!」を見た先輩から、「いや、iPhone 5sが今すぐほしいなら家電量販店じゃなくてAppleストアに行くべきでしょ」と言われました。確かに。そこで、週末はアップルストア銀座に行き、iPhone 5sをゲットしてきました。
iPhone 5sを買う目的は何だったのか。それは今興味を持っている「ウェアラブル機器」に対して、Appleがどの方向性を目指しているのかを知りたかったからです。ウェアラブル機器とは、身体に着けて持ち歩ける端末のことで、サムスンの“スマートウォッチ”「GALAXY Gear」やソニーの「SmartWatch 2」などが注目されています。
腕時計型だけではありません。グーグルの「Google Glass」やTelepathyの「Telepathy One」といったメガネ型もあります。先日幕張で開催されていたCEATECでは、NTTドコモがメガネ型端末の試作機を展示していて、ブースは大盛況。まだ実用化には課題がありますが、数年内に出してくれると期待しています。
Appleも腕時計型の「iWatch」をおそらく来年には発表するはずです。iPhone 5s/5cと同時発表との期待もありましたが、iPhone 5sで試している段階なのかもしれません。
というのも、iPhone 5sは新プロセッサ「M7」を搭載したことで、端末内の各センサから取得した情報を吸い上げ、それをアプリ側でより簡単に扱えるようになったのです。つまり、これまでよりもさらに正確にiPhoneを歩数計や健康管理機器として機能させられるのです。
これは今のところ、「モーションアクティビティ」機能に対応したアプリでのみ実現できます。その1つが、「ARGUS」です。
早速、毎朝日課にしているランニング時に使用してみました。
まだまだ試作段階だとは思うのですが、もしiPhone 5sを使っていて身体情報がAppleに取られてもいいという人はどんどん「モーションアクティビティ」機能を使っていくといいなと思いました。少しでも、iWatch開発の役に立つかもしれません。
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