何のために働くか? どんな仕事をするか? 誰もが直面する人生の大きな課題です。ここで紹介するのは、今、真剣に取り組んでいる人の現在進行形の記録です。80年代生まれの起業家の奮闘は、あなたに勇気と未来のヒントを与えてくれます。夢を持って働くことの素晴らしさと、自己実現ができる「自分の仕事」を見つけましょう。
本連載は、山口哲一氏著、書籍『世界を変える80年代生まれの起業家』(SPACE SHOWER BOOks)から一部抜粋、編集しています。
日本を活性化させるのは、80年代生まれの起業家だ!
国内の雇用環境の激変を背景に、若者の職業選択は大きく変わろうとしている。自己実現を1つの手段として、生き方として、新たに自らサービスを創造する「起業という選択」が注目されている。
本書では社会に新たな価値を提示し果敢に挑戦をし続ける、注目の80年代生まれの起業家10人に焦点をあて、彼らの起業動機やサービスのコンセプト、事業のあるべき姿、将来や人生の目標などをたずね、彼らの真の姿を浮彫りにしながら、起業という「もう1つの生き方」を提案。
シューカツの社会的矛盾と起業という選択肢の価値を問う。
何のために働くか?
どんな仕事をするか?
誰もが直面する人生の大きな課題です。
「就活」を始める学生、やりがいが見つけられず悩んでいる会社員、自分の仕事が決まらないフリーター……、人生と仕事について悩んでいる人のために書きました。
ここで紹介するのは、成功譚ではありません。今、真剣に、そしてポジティブに取り組んでいる人の現在進行形の記録です。
自分なりにビジネスのアイデアを見つけて、成功に向かっている人たちが今の日本にいるのです。80年代生まれの起業家の奮闘は、あなたに勇気と未来のヒントを与えてくれるでしょう。
夢を持って働くことの素晴らしさを感じてください。そして、わくわくしながら、自己実現ができる「自分の仕事」を見つけましょう。
私が80年代生まれの起業家に注目しているのは、これからの日本を変えていく原動力になると信じているからです。
創業から10年も経たずに、11億人以上のユーザー数を誇る世界最大のソーシャルネットワーク「Facebook」をつくりあげた起業家マーク・ザッカーバーグは、1984年生まれです。
日本にも世界中を驚かせるような、人々の生活を一変させるような、そんな起業家の出現が待たれています。
80年代生まれは、米国では「ジェネレーションY」もしくは「ミレニアムジェネレーション」と呼ぶようです。幼少期からデジタルに接して育った彼らは、インターネットを使いこなし、柔軟な発想を持っています。複雑に絡み合った日本の社会構造やビジネスの生態系を再構築するアイデアがでてくるのは、先入観にとらわれないこの世代です。
日本の高度成長期やバブル期も知らない代わりに、貧しさやコンプレックスもなく、スクエアに世界をとらえる視点も持っています。
2010年代の日本人のポジティブな未来を、一緒に見つめていきましょう。
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