頭の中だけにとどめておくとゴチャゴチャしたものも、書き出せばシンプルになることが多いのです。
本連載は、イノベーション・クリエイターの千田琢哉著、日本実業出版社刊『ギリギリまで動けない君の背中を押す言葉』から編集転載しています。
踏ん切りが付かず、いつまでも行動を起こせないことがあります。
でも、「前例がないと不安」「過去の栄光にしがみつきたい」「世間体を捨てられない」「どちらを選べば良いか迷う」よりフライングしてでも「早くスタートする」人が成功するのです。
一歩を踏み出すために必要なのはほんの少しだけ勇気。3300人のエグゼクティブと1万人を超えるビジネスパーソンたちとの対話の中から、また流動性が高く、短期間で成果を求められるコンサルティング業の中から著者が得た知恵を元に、一歩を踏み出すための勇気を与え、背中を押す101の言葉からいくつかを紹介します。
頭の中のゴチャゴチャを紙に書くと、
3つ以内に落ち着く。
「すぐテンパってしまう」自分をなんとかしたい君の背中を押す言葉
ちょっとしたことですぐにテンパってしまう人がいる。
この人たちの頭のゴチャゴチャを紙に書き出して整理してあげると、たいていは2つ、最大でも3つの問題を抱えているに過ぎないことが分かった。
頭の中だけで勝手に妄想を膨らませると、まるで世界中の悩み事すべてを自分が背負っているかのような錯覚のスパイラルに陥ってしまう。
紙に書き出すだけで随分と落ち着くことができるのだ。3つのうち一番重要なものから取りかかればいい。それだけの話だ。
ペンと紙を持つ習慣が、あなたの人生を変えていく。
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