あたかもすでに目標を達成したかのように振る舞ってみよう。いつでも「理想の自分ならどうするだろう」と自分にたずねるのを、忘れてはならない。
本連載は、ジム・ドノヴァン著、書籍『誰でもできるけれど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則 決定版』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)から一部抜粋・編集しています。
「人生はこんなもんだ」と、どこかであきらめていませんか? 本書では、米国の人気講演家ジム・ドノヴァンが、実践的でシンプルな夢の見方とかなえ方を74章に渡って紹介しています。あなたも、本書を読むことによって、確実に夢をかなえることができます。
・自分で自分をほめる。
・完璧な人ではなく完璧な自分になる。
・自分を成功者と見なす。
・今、こう変ると決める。
・失敗など存在しないと考える
など、どこからでも読めてすぐに実行できる、74のシンプルなアイデアを紹介。
ノートに、夢の実現を妨げている「できないという思い込み」を3つ書いてみよう。
「ビジネスを始めたいがお金が足りない」
「貧乏な家に生まれたから出世できない」
「骨太だから体重を減らすことができない」
など。あなたの思い込みが何であれ、それを3つか5つ選んで書いてみよう。
次に、持ちたいと思っている新しい信念をいくつか書く。
あなたは何を信じたいだろう?
どんな信念を持てば、理想の人生を手に入れることができるだろう?
現在の状況を改善するためには、どんな信念が必要だろう?
そして、あたかもすでに目標を達成したかのように振る舞ってみよう。すでに理想の自分になったかのように振る舞うのだ。
例えば、太りすぎで体力がなく不健康な自分を捨てて、スリムで体力があり健康な人になりたいのなら、すでにそういう人になったかのように振る舞ってみよう。食べ物を選ぶときは、自分に「理想の自分なら、何を食べるだろう?」と、たずねる。
もしベンチャーで成功したいのなら、すでに成功したかのように振る舞おう。いつでも見かけに気を配り、最高の服を着るようにする。
ここでもう一度確認するが、どんな場合でも「成功している人なら、こういう状況でどのように振る舞うだろう」「理想の自分なら、どうするだろう」と自分にたずねるのを、忘れてはならない。
あなたの目標が、愛情深い親や配偶者になるというものだったら、今からそういう人のように振る舞おう。「本当に愛情あふれる人だったら、この場合どのように振る舞うだろう」と自分にたずねる。理想の自分に近づけるのなら、どんなに小さなことでもやってみよう。愛情あふれる人だったら、家族のために今日何をするだろう? なると決めた新しい自分になったつもりになろう。
すでに目標を達成したかのように振る舞ってみよう。
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