ポメラに由良拓也モデル――ケースと本体の一体型、キーボードには“F1”マシンも:仕事耕具
キングジムの「ポメラ」に由良拓也モデル「DM20Y」が登場。電源投入時のオープニング画面は、由良氏のイラストをランダム表示するほか、[Enter]キーはチェッカーフラッグを、[F1]キーはフォーミュラーカーをモチーフにしたデザインを施した。
キングジムのデジタルメモツール「ポメラ」に、革ケースと本体が一体になった由良拓也モデル「DM20Y」が登場する。発売日は6月17日で、価格は4万1790円。
レーシングカーデザイナーである由良氏がプロデュースしたモデルで、革ケース(表面:本革/裏面:ナイロン)と本体の一体型。持ち運び時はケースを閉じて、利用時はケースを開いて使う。
電源投入時のオープニング画面は、由良氏が新たに書き下ろした4つのイラストをランダム表示。このイラストはステッカーとしても同梱している。キーボードのデザインもレーシングカーを意識。[Enter]キーはチェッカーフラッグを、[F1]キーはフォーミュラーカーをモチーフにしたデザインを施した。このほか、本体の個装箱や注意ラベルも由良氏のオリジナルデザインだ。
ポメラの基本機能である高速起動や20時間連続駆動、ATOK対応などに加え、ベースとなったDM20の5インチ液晶、QRコード表示機能、eneloop対応、フォルダ管理機能などもそのまま利用できる。
ポメラを開発したキングジムの立石幸士氏が憧れていたという由良氏。元々はモータースポーツをテーマにデザインする予定だったと言う由良モデルだが、「ケースと本体を合体すればもっと面白いデザインができるのでは、と絵を描き直したのが今回の作品だ」(由良氏)という。「無骨」や「荒削り」ではなく「エレガントのラインだったり、革を使用したアイテムだったり、むしろ昔のクラッシックカーのイメージ」を重視した。
ケースを含む折りたたみ時の大きさは約147×109×46ミリ(幅×奥行×重さ)。重さは約470グラム(乾電池別)。
関連記事
- ポメラのすべて
- いきなりグフまで行っちゃった――新型ポメラ「DM20」は化け物か
「ザクとは違うのだよ、ザクとは」。従来機のDM10が「ザク」だったすればDM20は「グフ」だという。いよいよ発売になったDM20について、キングジムの立石さんは「いきなりグフまで行っちゃった」――。 - 細かすぎてDM10ユーザーにしか伝わらない? 新ポメラ「DM20」の良さ
1年ぶりに発売されたポメラの新機種「DM20」。DM10ユーザーだった編集部ヨシオカは、さっそく1台お借りしてDM20で記事を書いてみることに。果たしてDM10の不満点はきっちり解消されているのでしょうか? - 新型ポメラのよく分からないところを、開発担当の立石さんに聞いてみた
デジタルメモツール「ポメラ」に待望の新機種が登場。気になる新機能や従来機種との変更点を、開発担当の立石さんに聞いてみた。 - テキストを入力するだけの「ポメラ」にプレミアムモデル、QRコード対応で携帯との連携強化
キングジムは、デジタルメモツール「ポメラ」として、大容量メモリやQRコード機能などを搭載した新機種「ポメラ DM20」を12月11日に発売。編集中のテキスト(3200文字まで)をQRコードに変換し、読み取り機能の付いた携帯電話とも連携が図れるようになった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.