スチール製のブックエンドでスマホやタブレットのスタンドを自作する:3分LifeHacking
文具店や100円ショップなどで入手できるスチール製のブックエンドを使い、デスク上でスマートフォンやタブレットを立てておけるスタンドを作る方法を紹介しよう。
スマートフォンやタブレットを所持していると、デスク上での置き場所に困ることがよくある。これらは従来の携帯電話に比べて面積も広いため、デスク上で何かと邪魔になりやすい。中でもスマートフォンは電話の待受のために、画面をなるべく見える状態にしておきたいところだが、普通にデスク上に置くと真上を向いてしまって見づらくなってしまう問題もある。
画面が見える状態で立てておけるスタンドを使えば、こうした問題も解決できる。しかし自宅用ならまだしも、オフィスに置くために、わざわざ自腹を切って買いたくない、最小限の出費で何とかしたいという人もいるだろう。
こうした場合にお薦めなのが、文具店で売っているスチール製のブックエンド(本立て)を改造し、スタンドとして利用する技だ。改造といっても、土台の部分を10度から20度ほど曲げるだけ。詳細は写真をご覧いただきたいが、ほんのわずかな加工で、そこそこの安定感と見栄え、そして強度を兼ね備えたスタンドができ上がる。
ブックエンドの大、小それぞれについて、加工前・加工後を並べたところ。小サイズはiPhoneなどのスマートフォン、大サイズはiPadなどのタブレットを立てるのにぴったり。筆者が購入した個体では強度的に何ら問題はなかったが、手持ちの機器との適合は自己責任でお願いしたい
これらスチール製のブックエンドは、最近は文具店のほか100円ショップなどでも売っており、コストパフォーマンスは抜群。特に小型のタイプは2個セットで100円ということも多く、実質50円でスマートフォン用のスタンドができてしまう。会社で不要なブックエンドがあれば(一言断る必要はあるかもしれないが)流用するのもありだろう。
1キロ近い重量のあるタブレットについては、縦向きに置くとさすがに不安定になりがちだが、それ以外は安定性も高く、実用度は極めて高い。手作りのスタンドについては、紙やプラケースを用いたさまざまな方法がネット上で紹介されているが、今回紹介した方法は見た目のチープさもなく、入手性も高いという利点がある。待受、ワンセグ鑑賞、サブディスプレーとしての利用など、幅広く使えることは間違いなしだ。
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
---|---|---|
ブックエンド | 100円〜 | 100円ショップ、文具店など |
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