21世紀になってもたまに起こる、メールの文字化け。自分がお客さんの立場なら、「今頂いたメール、文字化けしてるんですけど」と言えばなんとかしてくれることもあります。
ただ、お客様からもらったメールや、上司からもらったメールが文字化けしていたりした場合、また、文字化けを指摘したら、さらに文字化けしたメールがやってきて……。相手の問題解決能力に期待できないことが判明した場合は、こちらでなんとか解読するほかありません。ここでは、そんなときに役立つ対策をご提案します。
まずはブラウザで開けて表示させる
簡単で覚えやすい方法が「ブラウザでの表示」です。
新規のテキスト書類を作り、そこに文字化けしているメールの全文を貼り付けて保存します。そのテキスト書類をブラウザで開けると、ブラウザが文字コードを自動で判別してくれて、いい感じに表示してくれることが多いです。
原因を知りたい場合は文字化け解消サービスを使う
うまく表示されない場合、あるいは、何度も文字化けしたメールを頂戴してしまう場合、原因を付きとめる必要に迫られます。そんなときは文字化け解消サービスのサイトを使うことになります。
有志の方がいろいろなサイトを作られていますが、今回紹介するのは、あまり知られてない、その名も「文字化け解決支援」というサイトです。空欄に該当する文字を貼り付けて「調査」を押すだけで、さまざまな文字コードの組み合わせで表示してくれ、「説明」ボタンを押すと、文字化けの原因を推測して表示してくれます。
以上の方法でも、一部分については読めなかったりしますが、なんとなく文脈で、何について言っているのか、怒っているかいないかなどは分かります。では、どういうトーンでメールの再送をお願いすればいいのでしょうか?
「部分的に解読できなかったものがあり……」などと書き添えて連絡したら、文字化けに対して努力してくれたんだな、と思ってくれますし、そのまま「文字化けしているんですが」と返すより多少の仕事できる感が演出できます。上記の方法を参考にして穏やかな文字化けライフをお送りいただければと思います。
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