米QUALCOMMとMicrosoftは5月4日、両社の協力に基づき、MicrosoftのWindows MobileをQUALCOMMのMobile Station Modem (MSM)チップセットに移植できるようにすると発表した。
これにより携帯電話機メーカーは、MSMチップセットを使ったWindows Mobile携帯を開発できるようになる。Microsoft Office MobileやWindows Media Player Mobileといったさまざまなビジネス/エンターテインメントアプリケーションの実行も可能になり、バッテリー持続時間の向上につながると説明している。
QUALCOMMは今年下半期にConvergence Platform MSMチップセットでWindows Mobile 5.0のサポートを開始する。Microsoftでは、QUALCOMMのConvergence Platformソリューション用のBoard Support PackageとRadio Interface Layerを、Windows Mobileの今後のリリースに組み込む計画。MSMとWindows Mobileを搭載した携帯電話の登場は2007年になる見通し。
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