5分で分かる、今週のモバイル事情 5月13日〜5月19日:

» 2006年05月19日 23時33分 公開
[吉岡綾乃,ITmedia]

ボーダフォンの新ブランドは「ソフトバンク」

 5月18日、ソフトバンクは、買収したボーダフォン日本法人の新社名を、10月1日から「ソフトバンクモバイル」とすることを発表した。ブランドも「ボーダフォン」から「ソフトバンク」に変更する(5月18日の記事参照)。またソフトバンクは、英Vodafoneと最大110億円を出資してジョイントベンチャーを設立すると正式発表した(5月18日の記事参照)。共同で携帯端末の開発、調達を手がけるほか、基盤ソフトウェアの開発や、コンテンツの共同調達・配信を行う予定。

 同時に、夏商戦に向けた端末ラインアップを発表した(5月18日の記事参照)。ワンセグ携帯の「905SH」のほか、音楽携帯、安心携帯など多彩なモデルを揃える。また、ノキア製の携帯を開発中で、ビジネス向けとして投入する(5月18日の記事参照)

KDDI、Googleと提携

 5月18日、KDDIがGoogleと提携し、au携帯向けインターネットサービス「EZweb」にGoogleの検索エンジンを提供することが発表になった(5月18日の記事参照)

 7月1日からはEZweb対応のau携帯全機種で、PC向けサイトを“ググる(Googleで検索する)”ことが可能になる(5月18日の記事参照)。auユーザーのARPU引き上げと、PCサイトビューアーの普及を目指す(5月18日の記事参照)

ナンバーポータビリティの基本手続きを告知

 5月17日、NTTドコモとKDDI、ボーダフォンの3社は連名で、11月1日までに導入が予定されているナンバーポータビリティ(MNP)の基本手続きについて告知した(5月17日の記事参照)。移転元事業者に対してMNP予約申込を電話やWebで行えば、移転先事業者の受付店1カ所で解約・新規契約を行える。なおMNP予約申込は、移転元事業者の受付店でも可能。

セブン&アイの独自マネーは「ナナコ」

 5月19日、セブン&アイホールディングスは、2007年春から電子マネー「nanaco(ナナコ)」を発行すると発表した。グループ内各店舗の買い物に利用できる、独自ポイントサービスも提供する(5月19日の記事参照)

 セブン-イレブンから電子マネーの取り扱いを開始し、複数の事業者の決済サービスを利用できるリーダー/ライターを設置する。「Edy」「Suica」「iD」「スマートプラス」など、FeliCaを利用した全ての決済方式に対応することを目指す。

携帯インターネット、PCを上回る

 総務省は5月19日、2005年末時点の「通信利用動向調査」結果を発表した。モバイル端末からのインターネット利用者数が、PCからの利用者数を初めて逆転したという(5月19日の記事参照)

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