ソフトバンクの孫正義社長は6月23日、携帯電話事業に関連し、将来はボーダフォン端末でフルブラウザを標準搭載する方針を明らかにした。同社定時株主総会で株主からの質問に答えた。
孫社長は携帯電話によるオープンなインターネットアクセスの普及を目標に掲げているが、株主は「使い勝手のいいブラウザがキーになるのでは」と指摘した。
これに対し孫社長は「まったくその通りで、携帯でインターネットをサクサク利用するにはブラウザがキーだ」と認め、「ブラウザはパートナーと共同開発を進め、今後いいものが出てくる。将来はフルブラウザを標準装備にする」と述べた。
携帯電話向けインターネットコンテンツの強化では、ボーダフォン買収にも参加したYahoo!JAPANを全面的に活用する方針。ワンプッシュでYahoo!JAPANにアクセスできるような機能を端末に付加する考えも明かした。
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