総務省は3月14日、イー・モバイルが2月13日に申請した、1.7GHz帯の周波数を使用する特定基地局の開設計画の変更を認定した。基地局の総数や加入数見込みなどが修正されている。
イー・モバイルは、総務省が告示した「1.7GHzギガヘルツ帯又は2GHzギガヘルツ帯を使用する特定基地局の開設に関する指針」に基づいて、2005年11月10日に1.7GHz帯を使用する特定基地局の開設計画の認定を受けていたが(2005年11月の記事参照)、ドコモとのローミングサービスについて基本合意に至ったこと(2006年9月の記事参照)、基地局設置場所の確保に難航したことなどの理由で、開設計画の変更を申請していた。
変更前と変更後の開設計画の主な違いは以下の通り。
変更前(2005年11月10日) | 変更後(2007年2月13日) | |
---|---|---|
基地局 | 1万5210局 | 1万3563局 |
陸上移動中継局 | 2696局 | 397局 |
運用開始予定期日 | 2007年3月15日 | 2007年3月31日 |
人口カバー率50%を達成する予定年度 | 関東:2006年度 その他:2007年度 |
関東、東海、近畿:2008年度 北海道、信越、九州:2009年度 東北、北陸、中国、四国、沖縄:2010年度 |
運用開始5年後の年度(2011年度)末の加入数見込み | 505万 | 421万 |
※地域名はいずれも総合通信局の名称 |
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