ドコモがローミングしてくれるならありがたい――イー・アクセス

» 2005年06月22日 17時52分 公開
[杉浦正武,ITmedia]

 イー・アクセスは6月22日、報道陣を集めての記者懇親会を開催した。この席上で同社会長兼CEOの千本倖生氏が、ドコモが同社の携帯網を新規事業者にも部分開放すると伝えられた件に言及。これに好感を示した。

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 21日になって、一部新聞などが「ドコモが新規事業者と通信回線を接続し、ローミングを行うことを検討し始めた」と報じたのがきっかけ。ドコモとして、帯域を寡占しているとの批判をかわすのが狙いとされている。

 千本氏は、これによって新規事業者と既存事業者がイコールフッティング(対等な条件)で競争できると話す。「新規事業者は小さいのに、食べ物も与えられず太った人(=既存事業者)と戦わなければならなかった」

 既存事業者とローミングできれば、イー・アクセス単体としての設備投資負担は減少する。これは、もともと同社が総務省などで提案していたことでもある。

 「我々はW-CDMAを採用するから、ドコモやボーダフォンとローミングできる。ローミングを何らかのかたちでやっていただけるとありがたい、と密かにアプローチしていたが、これまでなかなか回答が出てこなかった」

 今回、ドコモ側が検討を開始したことに満足の表情を浮かべた。

 会場にいた別の幹部は、「『イー・アクセスはローミングしないと全国サービスできないのだろう』と変に勘違いしないでほしい」と断りつつ、「やはりローミングはありがたい」との認識を示す。

 とはいえまだ両社とも、交渉のテーブルにはついていない段階。「そもそもイー・アクセスが携帯用の免許を割り当てられるかも決まっていないので」とした。

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