三つ折りスマホ「Galaxy Z TriFold」の実機を触ってみた 開けば10型タブレット、価格は約38万円(1/4 ページ)

» 2025年12月04日 16時00分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 韓国Samsung Electronics(サムスン電子)が、三つ折りスマートフォン「Galaxy Z TriFold」を韓国で発売する。ディスプレイを全て開けば10型サイズのタブレット、閉じれば6.5型のスマホに変形する。2日に現地で行われた発表会で実機を試してみた。

photo 三つ折りスマホ「Galaxy Z Trifold」

6.5型スマホが10型タブレットに変形

 2019年に初代と折りたたみスマホ「Galaxy Fold」を発表してから、Samsungは毎年新モデルの投入を続けてきた。これまで発売された製品はいずれもディスプレイを真ん中から開閉する二つ折り型のモデルだった。

 今回発表されたGalaxy Z TriFoldは、メインディスプレイのサイズを横に広げ、左右から閉じられる同社初の三つ折りスタイルとなっている。

photo ディスプレイを左右から折りたたむ形状だ

 三つ折りスマホは既にHuaweiが「Mate XT Ultimate Design」というモデルを2024年9月に発表、翌年の2025年9月にはマイナーチェンジ版の「Mate XTs Ultimate Design」を発売している。Samsungの三つ折りスマホはHuaweiから1年遅れての登場となったが、折りたたみの機構は大きく異なるようだ。まずは外観から見ていこう。

photo 開けば10インチタブレット。折りたたみ機構はファーウェイと異なる

閉じれば6.5型スマホ

 Galaxy Z TriFoldの閉じた状態の形状は、一般的なスマホとほぼ同じだ。ディスプレイは6.5型でアスペクト比は21:9、閉じたままでも違和感なく使える画面サイズに仕上がっている。2025年7月に発表した二つ折りの「Galaxy Z Fold7」と同じディスプレイサイズでもある。

photo 閉じた状態のアウトディスプレイは6.5型

 本体の背面には3つのカメラを搭載している。広角が約2億画素、超広角が約1200万画素、3倍望遠が約1000万画素で、これもGalaxy Z Fold7と同等だ。プロセッサはSnapdragon 8 Elite Mobile Platform for Galaxyを搭載し、メインメモリは16GB、ストレージは512GBとなる。

photo カメラ構成はGalaxy Z Fold7と同等

 本体サイズは三つ折り形状ということで、やや厚くなっている。閉じたときの大きさは約159.2(幅)×75.0(奥行き)×12.9(高さ)mm、重さは約309gだ。ちなみにHuaweiのMate XT Ultimate Designは156.7(幅)×73.5(奥行き)×12.8(高さ)mm、重さは約298gである。

 折りたたみ構造の違いにより、Galaxy Z TriFoldはMate XT Ultimate Designにはないアウトディスプレイが1枚追加されているが、本体厚みはほぼ同等、重量は約11g増にとどまっている。

photo 重量は約309gと、一般的なスマホより重い
       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月01日 更新
  1. 免許証画像が漏れると何が“ヤバい”のか タイムズカーで最大約660万件の個人情報漏えいで考えられる「3つのリスク」 (2026年09月29日)
  2. 「iPhoneのアプリが起動しない」報告相次ぐ 端末再起動やアプリ削除で解決しない理由 (2026年09月29日)
  3. KDDI、楽天モバイルへのローミング状況を公開 9月末から大幅減 10月から新たな枠組み (2026年09月30日)
  4. 「iOS 27.0.1」配信開始、iPhone 18 ProのFace IDやカメラの不具合を解消 「iOS 26.7.1」も (2026年09月29日)
  5. Nothingは経営危機なのか 黒住氏は日本撤退を否定、値上げは「モデルチェンジのタイミング」で (2026年09月29日)
  6. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
  7. 20万円超のXperiaを「買い」に変えた3週間 ソニーが「モニタープログラム」を実施した理由 (2026年09月26日)
  8. ドコモが「iPhone 17e」「iPhone 16」を値上げ 17e(256GB)と16(128GB)は残価も増額 (2026年09月30日)
  9. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  10. 「ドコモミリ波イニシアチブ」始動、ミリ波の活用促進やユースケース創出を目指す (2026年09月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー