これまで、コンビニでのアルバイトの人材不足は、主に長時間労働と人間関係が問題だった。しかし、最近では新規オープン店でも人手不足に悩まされていると聞く。これはなぜなのか。とあるスーパーバイザー経験者に聞いたところ、こんな方程式があるという。
新規オープンでもアルバイトが集まらない
↓
アルバイトをする年齢層の人が住んでいない
↓
売上不振店確定!!
これが全てというわけではないが、実際に筆者はそういう店舗をいくつも見てきた。新規店は、当然ながらこれまでアルバイトを雇った経験がないため、先のようなアルバイト経験者によるブラックな情報は流出していない。つまり、労働内容や時給よりも、近所にあるかどうか一番の決め手となる。にもかかわらず、思うようにアルバイトが集まらないのが現状のようだ。
下の図は「人口ピラミッド」と呼ばれるもので、読者のみなさんも一度は見たことがあるだろう。赤い帯が、主たるアルバイト年齢のゾーンだ。
推計値ではあるが、2015年と5年後の2020年を比較すると若年層の人口減少が見られる。少子高齢化が問題となって久しいが、今後のアルバイトの人材不足を予見させるグラフとなっている。
「コンビニバイト募集 初心者歓迎」この言葉の裏にある“怖い事実”
なぜ小さなコンビニが、セブンより下でローソンより上なのか
なぜセブン-イレブンは“王者”であり続けるのか
アルバイトで、一緒に働きたい理想の店長は?
人手不足を解消できる? アプリ内で応募ができる「LINEバイト」
もう振込用紙を持って来ないで! コンビニが「収納代行」を止めたい理由
敵は“味方”にあり? コンビニ内部不正、終わりなき戦い
コンビニがめでたく“結婚”するには? 2つの高い壁Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング