三菱電機は、「東京モーターショー2015」(一般公開日10月30日〜11月8日、東京ビッグサイト)で、コンセプトカー「EMIRAI3 xDAS」を披露した。新開発のHMI(ヒューマンマシンインタフェース)技術やドライバーセンシング技術・テレマティクス技術、路面ライティング技術──など、運転支援技術を盛り込んだ。
「EMIRAI3 xDAS」にはHMI「マルチボンディングディスプレイ」を搭載。2枚の液晶パネルを液晶保護パネルに貼り合わせたもので、簡単なインタフェースを実現させ、運転をより安全かつ快適にするという。
マルチボンディングディスプレイの下のパネルに3本の指でタッチし、手首を左右に回すとBGMなどの音量調整ができ、上のパネルに指を移動させるとエアコンの温度調整に切り替わるといった具合だ。センターのディスプレイと連動しているので、手元を見ることなく操作が可能になっている。
マルチボンディングディスプレイには手書き入力機能も搭載。行きたい場所などを入力すると情報を提示してくれる。重ね書きでも手書き入力文字を認識できるという。
開発担当者は「操作中の視線移動を低減した“視線移動低減HMI”により、安全運転を実現させる」と説明している。
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