車内にはセンサーを搭載し、ドライバーの顔の向き・視線を認識。前方不注意や、交差点などにおける左右の確認不足などを指摘する。
ドライバーの挙動から要望を予測する機能も。例えば、ドライバーが交差点でのぞき込み動作を行った場合、見通しが悪い状態と判断し、前方左右の確認カメラの映像を自動表示してくれる。ちなみに、ドライバーが直進中に左右をキョロキョロしていると「飲食店をお探しですか?」と車が問いかけ、近くにある飲食店の情報を教えてくれるそうだ。
また、座席に搭載した心拍検出装置により、ドライバーの身体状況を把握し、適切なアドバイスもしてくれる。居眠り運転などの事故を防ぐ。
会場では、車の光で図形を路面に投影する「路面ライティング」も実演した。ドアを開ける際や前進・後退をする際に、暗い場所でも、光の図形でドライバーの意思を周囲に分かりやすく知らせることができる。夜間の事故を防ぎ、安全運転を促進させる。
三菱電機はこの路面ライティング技術、HMI技術、ドライバーセンシング技術を2020年までに実用化し、多くの自動車に普及させていくという。
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