歴史とネットにどっぷり浸かる私歴ドル・小日向えりの「もしあの武将がネットサービスを使ったら……」(1/3 ページ)

» 2015年12月05日 09時00分 公開
[小日向えりITmedia]

 皆さん、はじめまして! 歴史を面白く分かりやすくお伝えする歴史アイドル、略して「歴ドル」として活動しております、小日向えりと申します。このたび、ITmedia ビジネスオンラインで連載させていただくことになりました。

 歴史が大好きな私ですが、実はインターネットも大好きで、最新のWebサービスやアプリなどを日々チェックしています。

 この連載では、例えば、引っ越しマニアの葛飾北斎や、大坂の陣で霧のため迷って遅刻した真田幸村など、歴史上の人物の興味深い逸話やあまり知られていない人となり、あるいは、その人のリーダーシップやマネジメントなど現代のビジネスシーンにも応用できそうなエピソードを紹介しつつ、その人物のパーソナリティにピッタリのネットサービスを考えてみたいと思います。

滅びの美学に惹かれる

「上田真田まつり」に真田昌幸公奥方・山手殿役で毎年参加しています 「上田真田まつり」に真田昌幸公奥方・山手殿役で毎年参加しています

 さて、今回は第1回目ですので、まずは自己紹介をさせてください。好きな時代は中国の三国志。日本では戦国、幕末。いやはや、ミーハーでかたじけのうござる。「三国志検定」は、女性タレントで唯一、1級を持っていて、三度の飯より三国志が好き! 趣味は史跡巡りと偉人のお墓参りです。

 三国志では蜀、戦国では関ケ原西軍、幕末では新選組が好きです。そう、天下を獲った人たちよりも志半ばで散っていった人たちが好きなのです。滅びの美学と言いますか、日本人好みの判官贔屓があるかもしれません。

 好きな人物は、三国志では呂蒙、趙雲、諸葛孔明。戦国では真田一族、石田三成公、大谷吉継公。幕末では土方歳三、伊東甲子太郎や大久保利通など、明治時代は秋山好古です。

 好きなタイプは頭が良くて、ちょっとかわいそうな人や、懐の深いお兄ちゃん的な人物です。真田一族に関しては、好きが高じて何度も上田に通っているうちに、信州上田観光大使を務めるようになりました。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.