クリスマスの夜は珠玉のジャズとともに高木里代子の「ちょこっとJAZZ」(3/5 ページ)

» 2015年12月11日 17時45分 公開
[高木里代子ITmedia]

ポップスの歌姫たちはJAZZも一流

 ポップスのクリスマスソングの代表曲と言ったら、マライア・キャリーの「All I Want For Christmas is You」。まさに今のシーズン、街中でもよく耳にするので、つい口ずさんでしまう方もいらっしゃるはず。

 この曲を素敵にカバーしているのが、カナダ出身のJAZZ歌手で、ポップスシンガーとしても実力派のマイケル・ブーブレです。ここではマイケルとマライアの同曲デュエット、そしてマイケルとアリアナ・グランデのクリスマスデュエットを紹介します。

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Mariah Carey & Michael Buble「All I Want For Chiristmas is You」
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Ariana Grande & Michael Buble「Last Christmas」

 今や全世界のアイドル的存在となったアリアナちゃん。彼女にしても、レディー・ガガさまにしても、米国のポップス界第一線で活躍しているアーティストは、“JAZZを歌わせても超一流”というのがもはや定説なほど、表現の幅が広いです。

 一部のJAZZリスナーの間では、「JAZZ以外は音楽じゃない」といった価値観も存在していますが、高木としては、こんな風にジャンルの壁を飛び越え、あらゆる人たちを楽しませるエンターテイメントとしての魅力がJAZZにあるのではと思います。

Jennifer Hudson「O Holy Night」

 ジェニファー・ハドソンは、米国の歌手で女優ですが、彼女の祖母が聖歌隊のメンバーだった影響で、幼いころからミュージカルや舞台などで活躍していました。それもうなずける歌唱力と表現力ですよね。

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